2019年12月7日土曜日

奇跡のレッスン

僕の家ではテレビはNHKをよく見ます。祖母の影響でなのですが、僕もNHKが一番好きなテレビ局です。
子どもに、世界の有名コーチが指導をするというドキュメント番組があるのですがとても面白いです。

奇跡のレッスン~世界の最強コーチと子どもたち

ケニアを陸上王国に押し上げ、「マラソン界の魔術師」と呼ばれるイタリアのレナート・カノーバさんが、今回は子どものコーチでした。
コーチの方法も見ていて面白かったです。

イタリアとアフリカで「3分/kmペースで60分走る」というトレーニングをすると、イタリアでは3分/kmのペースを維持できないので、最初から少しペースを落として60分走ろうとする、しかしアフリカでは60分持続させることを最初から考えるのではなく、3分/kmでいけるところまで行こうとする。前者より後者のほうが、3分/kmで走れる時間は伸びていく といったようなことを話されていました。
最初から頭で無理と考えない、出来るかどうかは身体が判断するんだ、といったことも。

また、カノーバさんにコーチを受けて練習する子どもの姿はとても見ていて清々しい気持ちになりました。過去の放送で見たコーチも、カノーバさんも共通していたのは、子どものやってみよう!という気持ちを引き出すのがとても上手で、子ども一人一人の良いところを見つけて話してもっと自信をもっていいよと声掛けをする。子どもも自分を認めてもらえることで自信を持てたり、さらに楽しく取り組めるようになっていく、そんな姿が番組で見ることが出来ます。

来週の木曜日は、後半が放送されるので楽しみです。

僕もいつもやらないインターバル練習をやってみました。
580mある競技場の周りを7本。
脚が故障しないか心配やったけど大丈夫でした。
息を切らして短い距離を走るのはまた違った気持ち良さがありました。

色んな種類の練習をやって、色んな刺激を入れていきたいと思いました。

2019年12月1日日曜日

2019年のロードレースは一本で終了

毎年ロードのマラソンはハーフは伊賀シティマラソン、フルは奈良マラソンを走っていて、今年もエントリーして走る予定でしたが、両日とも仕事になり走れなくなってしまった。
トレイルレースを知ってからロードはあんまり興味が湧かないようになりましたが、だんだんとトレイルレースの出る距離が伸びてきて、逆にロードの大会のガンっと心拍が上がる感じ、スタートから飛ばしていくレース展開がまた新鮮に感じるようになってきています。
普段もロードを練習で走ったりしますが、基本JOGでペースは4分半~5分くらい。ペースを上げての練習はすぐふくらはぎやアキレス腱を僕は痛めてしまうので全然やりません。(やれません。。)

どこか走れる大会はないかと思い、友達に榊原温泉マラソンを教えてもらって走ってきました。隣の市なので家から30分くらいで着きます。
結果は1時間23分8秒、それでも5位でした。去年の伊賀シティでは1時間19分30秒くらいやったので、正直遅くなっています。1位は1時間15分くらいで正直全く次元が違う感じやったですが、2位は1時間20分を切っていないので、しっかりやれていたら2位くらい行けたのかな、なんて思ったりしました。4位は高校生やったので、もう少し頑張って競れたら楽しかったよなあとか。コースは個人的には伊賀シティよりアップダウンがあってきついけど、大会は規模が小さくて、地元の人が創り上げていてとても良い雰囲気でした。

靴はaltraのescalante racerを新潮して挑みました。靴は良かった。
知らないコースの大会を走るのはやっぱり楽しい。

それから今日までなんとなく停滞した毎日をすごしています。
好きなように食べて毎日自分に緩くすごしています。
楽やけど、なにか違うと思っていて、少しずつまた頑張っていけたらと思う。

ロードレース、正確には大山田元旦マラソン走っているから2本でした。


2019年11月5日火曜日

ものの見方

今日は仕事で一日研修だった。
研修なので、先進的に事業をやっているところへ行く。
午前中、三重を超えてその界隈ではかなり成功している会社の代表の方から参加者で説明をいただいた。

1時間少しのプレゼンと1時間くらい現場を見させてもらった。
一番感じたのは、ものの見方が周り一般と違うんだなあということ。
しっかりと分析して、効率を上げて、アイデアを練っているんだなあと。

「~のために、私は10個こんなことに配慮して(工夫して)やっていると言えますか?」
と話の中で言われていた。
仕事中であったけど、自分はランニングに10個こんなことを工夫してやっていますって言えるんだろうかという思いになった。

たぶん僕が一生懸命競技思考でパフォーマンスを上げて走れるのはあと10年も無いと思う。
5年くらい?
その先はわからないと思う。
走ることから気持ちが離れたりすることもあるし、正直ガツガツやるのがしんどいと思うことも多い、朝も起きるの辛いとかも思ってしまう。
でも、そんなことを考えれるのもあと5年くらいしか無いのかもしれないなあと。

自分がやりたいこと、自分がこうなりたいって思うことに、限られた時間なのやから目を背けずにちょっとずつランニングのためにやっていること増やしていきたいなと思った一日。

もちろん、仕事も。

2019年10月22日火曜日

次のレースは決まっていないけど練習

2019のトレイルレースが終わってしまったが、練習は止めることなく継続してやっている。
やはり信越で悔しい、とゆうか詰めがとても甘い自分を痛感したので、ちょっとずつそれを詰めていきたい。
といいつつも、これまでみたいに朝4時半起きはもう正直かなり無理をしないと出来ないので、最近は朝練を田代池に行かず、家からのロードJOGをするようになった。
お決まりパターンとしては、6時から朝JOG、晴れの日は自転車で通勤、勤務後残業が無ければ夜練。夜練もロードJOG。週1でポイント練的にトレッドミル。最近は15%の8k/hで時間を段々伸ばすようにやっている。鏑木さんはこれを2時間やるらしい。正直これはやれない(笑)さすが鏑木さんやなと思う。しかし、小林慶太さんや名取君もこれを普通に1時間とかはやっているらしい。(twitter情報)今まで15%に拘ってやってなかったけど、分かりやすい目標として15%8k/hでハッキリ数字で出るところで頑張ってみるのも良いかと思っている。これやれなくても強い人もいると思うけど、やれないよりやれたほうがそれはええに決まっている。最近3回トライしたけど、1回目31分(10/13)、2回目40分(10/16)、3回目52分(10/19)。1時間はたぶんこつこつ練習やれば出来そうな気がしている。しかし、僕の行っているジムのトレッドミルは1時間経つと勝手にクールダウンモードに変わってしまう。いきなりアップ無しで15%8k/hは正直無理やから、アップ後一回リセットしてから挑むしかないかなあ。それにしても鏑木練2時間は正直想像できない。それはutmb3位やウエスタンステイツ2位とかなる鏑木さんやから異次元なのは当然やと思う。

これらを平日にやり、土日は山練BtoBをやりたいが、なかなかモチベーションを持っていくのが難しい。大事なのはしっかり週末までに準備をしておくことやと思う。どこへ行くのか、どれくらいのスケジュールでやるのか、もちろん身支度の準備も。

最近はダイトレに2回くらい行った。ダイトレは実は結構累積もあり、下りも結構走れるので、走って登っての練習にはとても良いかもしれない。そして登山者の方たちの人気も凄い。天気の良い日はたくさんの人が歩いている。
ダイトレ、鈴鹿山系。後は京都や比良山系。日帰りでは台高や大峰は行けない。

こつこつ練習して、うまくモチベーション上げて続けて行きたい。

速く香港の情勢が良くなってほしい。
insta見たら井原さんが香港に行っていた。行けるのかな、行けたら行きたい。
ウルトラトレイルタイモウシャンか9dragon。
情勢悪い中、危険を犯しては行けないので慎重に検討しないと。
信越で出会った香港在住のランナーの方は、大丈夫だと言っていたけど、海外の渡航情報をみたら危険と情報が出ている。
人に迷惑をかけてまで行くようなことはしたらアカンと思っている。
自由度が高い香港が復活してほしい。香港が中国色を強められてしまうのか、それの瀬戸際で、香港の住民は頑張って闘っているのかな、と想像しています。本当に本当のところの詳しい内容は良く分かっていない(不勉強・・・)

今日はまだ日曜のダイトレの疲れが残っていたので、上野運動公園周りのロードJOGをした。JOGして王将へ行ってたらふく餃子を食べて、伊賀の湯でゆっくりした。
餃子を頼んだら一瞬で2人前出てきた。熱々で美味い。1人前追加して、餃子3、炒飯1で1,200円でおつりが来た。こんなに美味しいのに。満たされた休日でした。

2019年10月14日月曜日

OSJ KOUMI100

OSJ KOUMI 100は台風の為に中止になった。

元々はハセツネに出る予定やったけど、ライバルのブンさんがハセツネのエントリー日に仕事でハセツネエントリー出来ないので、2019シーズン1回も一緒のレースで競わないのはちょっとどうなのかと思って、2人でKOUMIに出ようということでエントリーした。

5周も同じコースを回って100マイルを走る、OSJの最もOSJ!って感じのレースなのかなと思って正直びびっていた。

信越後、1週間休んで、それから少しずつ上げてあと1週間というときに台風が発生した。
相当大きい規模の台風で、土曜に自分が住んでいる伊賀も暴風域に入り、小海は土曜夜に台風が通過する予定だった。
僕は仕事で地元の市民センター配備になるかもしれないし、うまく台風が弱まっても土曜に動けないことになるかもしれないから、本当にわずかな可能性が出た時のために、ブンさんの友人の方にお願いして代理受付をしてもらった。
土曜、市民センター配備については一緒に担当している先輩に出てもらい、僕は昼に地元で起こった土砂崩れの対応や土嚢置き、地元の田の用水を貯めている池が壊れていないか等の確認作業を、住んでいる地域の区長さんの指示のもと地域の自警団で作業した。被害はほとんど無く、作業を終えて待機し、夕方に解散した。

facebookはやめたので普段見ていないが、osjなどの会社の告知ページはアカウントが無くても見れるので、情報をチェックしていた。レースはやるとのことだった。
僕は、小海には警報出ているし、高速道路が通行止めになっているし、高速道路を降りてからも会場まで安全に行けるか分からないし、台風でたくさんの雨が降った後のトレイルレースは危険やと思ったのと、自分が地元で小さいとはいえ災害の対応をしていてとてもレースって感じの気持ちになれなかった。迷っているが、間違いなく自分は行かない理由を整理しているんやって自分で思った。
夜にブンさんにレースに行くのをやめますと伝えた。
ブンさんの友人の方は代理受付に土曜日に行ってくれているとのことやった。
僕たちの為にも行ってくれているのもあると思った。申し訳なかった。

翌日、日曜日レースは中止になった。
facebookでもツイッターでも色々な意見が出ていた。

日本は関東地方や長野県等、物凄い災害になっているのがテレビに映っている。
正直レースどころではないような状況に思えた。

日本には毎年台風が来る、トレイルレースはその影響を毎年受けて、その度に主催者の方、運営をしてくれている人たちはやるかやらないか、とても難しい判断を迫られて、想像するだけで気が遠くなるし、言葉では言えないくらいの重責がかかっているのやと思う。本当に大変なことです。

人それぞれ考え方も違う。
普段生活していても「なんでこれが伝わらんかな」って思うことあるけど、
冷静になると当たり前やわなあと。
自分じゃないのやから。

それこそ自然の中でやるトレイルランニングレースや山行への考え方も皆少しずつ違っていたり、合っていたりするのやろうなと思う。

僕の少なからずある基準は自然の中でやるのやから、人に迷惑をかけないようにすることです。自分の範囲内で完結できるようにすること。
昔山行ったときに水が切れて本当に反省したことがあった。その時は友人に助けてもらった。友人も水が切れかけていたので、本当にマズかった。今は長い山行くときは2lのリザーバーと浄水機能がついたフラスクを持つようにしています。
今年も山行ったときに20lのザックで行ったら行動食を沢山入れれずに切れてしまい、友人に分けてもらった。それから30lのザックを最近買いました。

他にも、今考えると自分も一歩間違えたら怖いなと思うことがあります。

たぶんこれからも失敗は絶対してしまうし、必要以上に敏感になりすぎるのはまたアカンのかもやけど、悪天候の時など、よくよく自分で考えて、考えて行動するようにしたいと思います。

KOUMI、またいつか走りたいと思います。
来年はOSJで今まで出たことがないレースにも出てみたいなあ。
これで僕の2019年のトレイルレースは最後になりました。

2019年9月21日土曜日

信越五岳100マイル2019③

黒姫をスタートしてから、まず少しゲレンデを上がる。
ブンさんと一緒なので、しゃべりながらで慌てずリラックスして進む。まだまだこれから。
しばらくして林道に入る。ここらへんから2015年に信越に出た時には全部歩くことしか出来なかった。今はまだまだ走れる。有難いことやなと思いながら進む。
林道、少しの傾斜やけど走れるのでゆっくり一定のペースで走る。
ブンさんから、このペースで行ければかなり前とは詰められると。自分も10番まで詰めることしか考えていないし、ずっと走ろうと思った。
ずっと走るけど、ちょっときつなって少しだけ歩いて、また走る、を繰り返す。
前と詰めることだけを話しながら登りの林道を登り切った。
暑くなってきたけど、暑い中自転車でロングライドをやったりしてきたし、全然心配していない。
こんな感じのペースで最後まで行けそうな気がしていた。

少し疲れてはきたけど、リズムよく進んで笹ヶ峰グリーンハウスに到着。
目標タイムは15:32のところ、15:40、だった。ブログを書きながら今確認している。
ブンさんと合流してからエイドまでの距離や今のタイム、色んなことをブンさんに聞いた。疲れて自分で考えるのを止めてしまっていた。今考えると反省。

ここらへんから段々疲れてきてコースの構成とかはっきりと覚えていない。





10個目のエイドの大林林道は目標タイム17:41、到達タイム18:02
11個目のエイドの戸隠スキー場は目標タイム19:18、到達タイム19:51
12個目のエイドの飯縄山登山口は目標タイム21:01、到達タイム21:59
ゴールは目標タイム21:58、到達タイム22:39

笹ヶ峰 8分
大林林道 21分
戸隠 33分
飯縄山 58分
ゴール 42分

どんどん目標タイムから離れて行っている。笹ヶ峰をピークに落ちて行っている。
戸隠から瑪瑙山を越えて最後の林道に向かうところは、もう本当にボロボロやった。
走りながら、ブンさんがトレイルサーチで前の選手とのタイム差を確認してくれていて、前との差がなかなか縮まらず、自分も体力も無くなっていく中で、段々と10番以内は無理かもしれないと思ってきていた。
ブンさんは、きついかもしれないけど、皆きついよ。ここまで走ってきて10番以内を狙える今の状況はめちゃくちゃ最高やん。きついかもしれないけどこんな状況を味わえていることを楽しもう!何度も何度も声掛けしてくれた。



自分はだんだん、はい!としか答えることが出来なくなり、少しの登りも走れなくなってきて、歩くことしか出来なくなってきた。
きつい、きつい、きつい。身体が重い、走れない。
あと30kとかある中で、もう体力は全然残っていないって感じやった。
たぶんブンさんがいなかったら止まってしまっていたかもしれない。
どんどんどんどん思考が停止していって、とにかくきつい、そんなことしか頭には浮かばなくなってきた。

反省点としては、補給食をもう少し持って行ったほうが良かった、食欲が無くなってきたらジェルを無理やり流し込むのが良いのでジェルも後半は用意する、とても冷たい山の水で顔を洗って、水を飲んだら一時期だけ復活したので、よく冷えた水をみつけたら出来るだけ活用する、後はやはり黒姫までもっと抑えておく必要があったのかもしれない。

10番以内に入りたいという思いで、前と詰めようとしたけど、それをやれるだけの体力が無かった。

再度の林道では、後ろから一人の選手に抜かれた。
あと数キロ、もう終わるんだなと、やっと終わるんだなと。
ブンさんにペーサーしてもらって、自分のボロボロのところしか見せれなくて、弱音ばっかり吐いてしまって、最後の最後で一人抜かれて、追いかける気力も無くて、俺は何をやってるんだろうか、ほんまにこんな形で終わってしまうんかと思った。
考えながらせめてゴールまでは走れるだけ走ろうと走った。

ブンさんからは、本当によく頑張ったと思う、ナイスランやったよ。と声をかけてもらった。
せっかく自分のために走ってくれたのに、情けない走りの自分が本当に情けなくて申し訳ない気持ちと、自分のために走ってくれたことへの感謝の気持ちが混ざって涙が出てきた。
やったぞって、2人で喜びながらゴールしたかった。

1週間経ったけど、やっぱり何度も振り返ったり思い出したりしている。

本当に一緒に走ってくれてありがとうございました、感謝でいっぱいです。
喜びに満ちた思い出が理想やったけど、たぶんずっと忘れない思い出になりました。
次の信越では僕がペーサーをして、思い切りええ走りしましょう!





信越五岳100マイル2019②

2つ目のエイドを後にして、36k地点の赤池のエイドを目指し走る。
整備された走れるトレイル。これは信越トレイルというのか、とても穏やかな整備されたトレイル。
4年前、ここらへんでお腹が痛くなりトレイル脇へ駆け込んだなと思い出した。。
4年前はすでにここらへんから脚がだるくなってきて、実は信越の嫌なイメージが残っているのはこういう走れるトレイル。
今回は走る練習を中心にやってきたからか力を抜いて走るリズムではまだまだ大丈夫そうな感じがする。と、いいつつもやっぱり脚はじわじわと熱く疲労が溜まってきているのが分かる。途中、三重の大脇さんとも会い、少し話しながら、先は長いけど結構やっぱりきついですよねって言いながら走る。出来るだけ力を入れないように気を付けて走る。
夜なのでしっかりはわからないけど、この池の周りのトレイルは石川さんのDVDで石川さんが走っていたところと似ている。石川さんが走っている姿を想像したりした。
そうこうしているうちに第3エイドの赤池に到着。4:40くらい。5分くらい予定より遅れた。ちょっとゆっくり過ぎたかもしれないなと思いながら、エイドで水を入れて、バナナ、オレンジを食べて、少しストレッチをしてリスタート。かなり脚が固くなってきている。お尻の筋肉もかなり固い。まだ36kやけど、いつもの練習からしたら疲労が出始める距離であり、おかしくはないなと思う。
ここからさらに走れる整備されたトレイル、林道、それが繰り返される感じ。正直もう記憶が定かではなくなって忘れてしまった。とにかく無理せずアパへ。。と思っていた。
でも時計を見るとどう考えても予定タイムどおり着かなそう。
想定タイムの7時間になったので、ブンさんに心配させたらあかんかなと思い、電話した。
声が眠そうで、ホテルで寝てくれていたみたい。起こしてしまった。会えるかなと思っていたけど、夕方から移動して妙高まで来てくれているし、しんどかったら寝てくださいって言っていたので、また黒姫で!と話して電話を切った。

アパには20分くらい遅れそう。
早くもレース展開が崩れてきた。でも自分の実力なんやから受け入れるしかない。
目標タイムに戻すために一気に上げたりはしない。上げたらたぶん潰れてしまう。

アパに到着。
スキー場なのかな?とても広い。
目標6:55やったけど着いたのは7:22。かなり遅れた。身体に負荷の無い範囲で走ってきたので仕方ないかなと思う。
アパにはしょうやんと清さん、吉岡さんがいて声をかけてくれた。水を入れて、こんどはしっかりバナナとオレンジ食べて、サポートゾーンで椅子に座らせてもらう。
やっぱ喋ると元気でる。しょうやんに抑えすぎですよ!!って言われた。しょうやんはここまで去年登りもほとんど走りましたよってゆうていた。マジか、まあでもしょうやんならあり得るし出来るだろうと思った。
ここから黒姫まで登り基調やからみんな歩くし山本さんなら抜けますよ!と。
みんなと話ししていたら元気が湧いてくる。
後ろから中辻選手が来た。altraのサポートランナーで僕が山始める前から有名な選手やったので知っている。
ゆっくりもしれいられないし、次がんばるわ!とみんなに伝えて出発。

走っていると確かに前の選手は微妙な登りでも歩いている。
だんだん疲れ始める時間、強い選手と弱い選手がハッキリしてくる時間やなと思った。
長いレースでは最初はみな元気やけど、普段の練習でも走らないような時間を経過してくると誤魔化しがきかなくなってくると思う。
微妙な登りを遅くても走るようにした。しんどくは無いし、この感じでコツコツ行こう。
そうこうしてたらライトがパッパッパッと2回、3回と点滅し始めた。7時間すぎでnaoは電池が無くなった。低と中しかほとんど使っておらず、12時間いけるハズなのに、あるあるやな~と思いながら、真っ暗の中電池交換。まあでもあと5時間くらいで朝なので問題ない。

走れるトレイル、ちょっとロード、林道など、今書いている時点で記憶があいまいになってきているけど、淡々と進む。
皆抜いたら着いてこないけど、海外の選手は抜いても着いてくる。
ウェアアーユーフロムって話しかけてみた。イギリス人やけど香港に住んでいるとのこと。後で調べたらMatthew Kennedyさんていう人やった。去年9dragon出ました!ってゆうたら50mile×50kか50mileか50kかどれに出たって聞いてくれたので、さすが良くしってるなと。僕は50mileだけでしたって答えた。9dragonは難しいレースらしい。ultra trail tai mo shanに出ようか迷ってるとか、香港のデモは大丈夫ですかとか話した。彼は日本のレースは2回目と言っていた。日本語がとても上手やけど、僕の英語は下手やなあ。彼は背が大きいので歩いても速い。僕は基本微妙な登りでも走る、彼は走りと歩き交ぜていた。tai mo shanはええレースらしい。出ようかなあと迷う。

(後から調べたらこの選手は8/22にグランドピレネーの230k完走していたり、2018にトルデジアン完走していたり、他にもレユニオンやutmfなどすごい走歴でした。確かに走りが安定していて、強い人なんだろうなと思いました。)

そうこうしている内に5個目のエイド国立妙高へ。
目標9:05のところ9:26。前の区間の遅れ以外は、予定通りの速さ。ええ感じやなと思う。またストレッチする。
補給済んだらすぐスタート。
池の平までの記憶もほとんど無いけど、途中で朝になったこと、Matthewさんと前後したこと、とてもリズムの良い走りの選手に抜かれたこと(矢崎さん)、ゲレンデの登りがめちゃくちゃ急やったことを覚えています。抑えていたけどだんだんと疲れてきていた。そりゃ80k越えたら疲れるよなあ、、、と納得しながら進む。

朝になり、しばらくして池の平についた。
目標11:26のところ、11:53。アパでの借金を除けば計画どおりに進んでいる。だいたい30分遅れくらいで黒姫には着きそうやなと思った。
池の平では、吉岡さんと野田君にあった。吉岡さんは頑張れ!ってすごく伝わる表情で、すごい元気をくれた。なんかじんわりパワーが湧いてくる。
野田君から17位くらい、いい感じじゃないですか!って教えてくれた。17位まで上がってるのはびっくりやった。20~30位くらいかと思っていた。野田君に久しぶりに会ったので、話せて嬉しかった。野田君と出会ったのも信越。2015の宿舎の同部屋で一緒やった。奥さんのサポートで来ている。
頑張ります!とリスタート。
ここから記憶に残ってるのは関川を通り、あ~ついに110kと合流やな、5年前の苦い記憶と再会やなと。関川の施設エイドの凍らしてくれてあるグレープフルーツはめちゃくちゃ美味しかった。
ここから後ろから勢いのある選手に抜かれた。これは明らかについていけない。
また一人抜かれた。リズム良い走りの選手(矢崎選手)どこで僕は抜き返していたのか、??となった。たぶんエイドかな。なんかみたことあるなあと思っていたら、最新号のmarksにマフェトントレーニングで載っていた人だ。この人は2015の信越でも上位やった。東京のイケてる系のランナーだ。(僕の勝手な印象)知ってるぞと思い、話しかけてみた。話しかけるまで山崎やったって思って、山崎さんですか?と。矢崎ですって言われた。間違えていた。。すいませんと話して、記事で見ましたよと伝えた。
24時間くらい切れますかねって言っていたけど、この走りなら全然行けますよって伝えた。僕は22時間目標ですが、少し厳しいかもしれませんと。矢崎さんは21:17で8位でごーるしていた。すごい。僕が信越で前後したランナーで一番身体に切れがあるなと感じたランナーやった。

しばらく進むと前に見おぼえのある後ろ姿が。instinctのザックに赤いキャップ、青のトップス。。。パイセンしかいない。
パイセンがしんどそうに歩いていた。たぶんトップ争いしていて落ちてきたんだろうなと思った。だいぶときつそうやった。でもまだ長いし身体も復活するで頑張ろうって話していて、一緒に黒姫まで行こうと二人で走った。
やっぱり友達と走ると会話も弾むし、楽しいし、スイスイ前に進む。パイセンとスタートからここまでの話をしながら進む。黒姫ってまだかなあとか、最後登りがあったはずですよって話していたら、登りにならずに黒姫に到着。

ついに黒姫についた!
ブンさんも待ってくれていた!
おわ~ついに来たなあと、無事来れてホンマ良かったと思った。
ここまでもしなんかアクシデントで来れなかったり、ボロボロになってめっちゃ遅くなったらどうしようか、わざわざ来てくれているのになあって思っていたので、荷が下りた感じ。
ブンさんと合流出来て、これから二人で走れるんや~とめちゃくちゃ嬉しくなった。
しょうやんや吉岡さん、清さんともしゃべり、なんかよっしゃこれから行くで~~!!!みたいにめちゃくちゃ楽しくなってくる。サポートしてくれているときのしょうやんはいつものように天邪鬼ではなく(笑)めちゃくちゃ上げてくれて心強い。行ける行ける!ってなる。
靴下脱いでガーニーグー塗って靴下履いて、ブンさんとそろいのutmb2017のウエアに着替え、キャップ、サングラス、ライトを軽いのに交換、などやることを一通りやった。
先を急いだほうがええかなってみんなに聞いたら、しっかり交換とかやって全然ええよ!ってことやったので。ここまでの区間、かなり上げてきてるなあって言われてそんなつもりなかったのにそうなのかなと思う。
トップ10、行けるやろ!ってそんな気持ちしか湧いてこない。

後から確認すると、目標13:22のところ、13:36やった。計画より15分も遅れていなくて、たしかにだいぶと縮まっていた。
前の選手も3~4人はしんどそうやったとのこと。

めちゃくちゃ行けそうな気がして、テンションも上がり、ブンさんとリスタート。

つづく

2019年9月18日水曜日

信越五岳100マイル2019①

信越五岳100マイルを走ってきました。
結果は22:39:35、14位でした。

信越五岳は、石川さんが主催されている一番大きなレースでもあり、僕がトレランを初めてから、一番最初に大きな目標にしたレースでした。
2015年に初めて110kに出場して、初めての100kを越えるトレイルレースでした。
50kくらいから腸脛靭帯が痛んで70kから走れなくなり、そこから40kを全て歩いて完走しました。今でも一番悔しく、辛く厳しかったレースです。

それから100マイルが新設され、だんだんまた走りたいと思うようになりました。
そしてそれは個人で走りたいというより、ブンさんにペーサーを頼んで走りたい、トレイルレースをブンさんと僕がガツガツ走っている間に一度一緒に走りたい、と思いました。
走っている間に実現したい、目標でした。

2016年の比叡山のレースで知り合ってから、ずっとライバルであり友人であり良き先輩であり、何度も同じレースに出て競ってきたし、初めての海外レースでutmbに行った時も一緒でしたし、練習やレースの組み立て、リカバリーの方法など、色んな面で本当に刺激を貰ってきました。たぶんブンさんに出会っていなかったらこんなに山を走ることに真剣に取り組んでいなかったのと違うかなと思っています。

なので、信越で、入賞を狙って、ブンさんにペーシングをしてもらい走るのが自分の目標でした。
ブンさんにペーサーをお願いしたいと連絡したのはどこでしたのかは覚えていないけど、頼んで二つ返事で了解してくれたときはとても嬉しかった。
妙高は京都からかなり遠いし、仕事も忙しいし、何より自分のレースではなく、人の為に走るわけやから。しかもお金もかかる。いろんなことを踏まえたうえでオーケーしてくれるわけで、これは簡単なことではないです。

コルシカから帰ってからは本格的に信越を意識するようになりました。
正直、僕は走るより登る方が自分に合っているし(たぶん)、走れるレースはあんまり好きではなくこれまでも選んできませんでした。
でも、信越は走らないと勝てない。走る練習をしないと勝てないので、登るより走ることを意識して2ヶ月練習をやりました。最初の1ヶ月は身体がうまく動きませんでしたが、8月の中頃からかなり動くようになってきました。
ブンさんとも京都で2回、アルプスで1回一緒に走りました。
伊賀と京都で離れてはいるけど、これまで何度も一緒に走ってきたし、具体的に詳しい打ち合わせをするわけではないけど、本番もいつもみたいに前をブンさんに走ってもらえたら大丈夫だなと。

日が近づくにつれて、だんだんと緊張してきて、自然にお酒も飲まなくなっていって、体調も良くなってきた。練習もめちゃくちゃやったとは言えないけど、しっかりやれたと思う。良い調整も出来て当日を迎えた。
受付、とても気持ちが良い天気。

受付を済ませ、仮眠に宿泊する黒姫のホテルへバスで一旦向かう。
用意を済ませ、ブンさんから電話をもらい少し話をして、それから2時間くらいベッドで横になった。
寝ているのか、寝ていないのかわからない感じで時間は過ぎた。
ついに走るのやなあと。もうすぐやなあと思う。
16時くらいに起きて、用意を済ませてバスへ乗る。
レース会場へバスで向かい、デポバックを預けているとブンさんが来てくれた。もう京都から!はやいなあと思いつつ、いよいよやなあと嬉しくなってきた。

レース会場では、しょうやんや清家君にも会い、みんなから声をかけてもらい、本当に良い状態で、天気も最高で、なんて良い日になったんやろうかと嬉しくなった。


みんなと健闘を誓って、スタートゲートへ。パイセンや大地君、谷北さんにも会えた。僕が参考にしているランナーの藤岡さんもいる。アメリカで活躍されていてとても理論的でブログやツイッターも面白くて、好きなランナー。
井原さんもいる。井原さんはたぶん100マイルを日本一走っている100マイル職人のような方で、いつもポッドキャストの番組やインスタを見たりしてランニングの知識を学んでいます。やはりなんか風格があってカッコよかった。身体はすごい筋肉質やった。
自分が参考にして憧れを持つ選手と同じ舞台て戦えることもとても嬉しい。

石川さんがスタート前にみんなの写真を撮ってくれていた。
石川さんのtwitterにもアップされていました。
石川弘樹さんのtwitterの写真です
緊張は全然無くて、自分は自分の設定したタイムどおりに走って、余力のある状態でブンさんと合流する黒姫へ到着すること、それだけを考えて走ろうと思っていました。
目標は22時間切り、トップ10。
しょうやんが去年22時間30分くらいなので、正直簡単なタイムではないのはわかっているけど、入賞するためには22時間切らないと難しい。やれるのかやれないのか、正直自信はあんまりなかったけど、しっかり調整出来た自分を信じてやってみようと思っていました。

いよいよスタート。2列目くらいに並んでいたけど、どんどん抜かれて後ろに下がっていく。これやとやっぱり50番くらいらへんに並んだほうが良かったかなと思うけど、やっぱり前らへんはテンションが上がるので前に並んだ。
登りでもどんどん抜かれていくけど、全く気にすることなくマイペースで進む。
100位くらい?かなり抜かれたけどまあでも100マイルやし気にせずに行こうと心拍135くらいで進む。体調はかなり良い感じ。また応援してくれているところを通過して、監督~!ってしょうやんの声が聞こえて、ブンさんにもハイタッチした。
これからやな~!って思う。
しばらくゲレンデを登って、トラバースして気持ち良いシングルトラックへ。
たくさん前に選手はいるけど、最初やからかみんな良いペースなのでそのまま気持ちよく進む。とにかく捻挫とかせずに、怪我せずに安パイの走りで淡々と進むことを意識する。
ゆっくり入っているから仕方ないのやけど、やっぱりこんなに後ろで良いんかなあという考えは当たり前に出てくる。その度に、あと何キロあるんか良く考えようと自分で自分を落ち着かせる。
一つ目の菅川のウォーターエイド17kは1:45くらいやった。想定より20分くらい速い。だいぶ遅い感じで入ってもやはりレースは自然に上がっている。17kって100マイルやとまだ10分の1やけど普通に練習やったらちょっと普通に疲れるよなあとか、10分の1が終わったのか、とか思った。水は途中で500mlで良いなと思った。
そこから斑尾山に登る。ガシガシ、ってほどでもないけど、ええ感じの山。やっぱり走る動作ばかりが続くと体が疲れてきやすいので、こうゆう歩きの動作が入ると回復する。
身体も序盤なので軽い。スイスイと行く。ここ通ったなあって覚えている感じがある。山頂を通過して下りへ、足元が少し悪かったり、太ももでブレーキをかけないといけない降りパートが続くので慎重に進む。しばらくしたら2つ目のエイドのバンフ。

ブンさん、しょうやん、清家君、吉岡さんも来てくれている。
水を入れて、預かってもらっていた補給食を受け取る。
ええペースやで!ってみんなが教えてくれる。
22kで2:36くらい。だいたい15分くらい予定より速い。
がんばります!ってゆうてすぐスタートした。

みんなと会ってやはり興奮してしまい、水を入れただけで、ゴミを捨てたり、バナナを食べるのを忘れた。仲間と会えるとめちゃくちゃ嬉しくて元気になる。バンフでみんなに会えるなって思って走っていた。次は4つ目のアパのエイド。
慎重に落ち着いていこうと再度確認して走った。

つづく

2019年9月8日日曜日

信越まであと1週間

信越五岳100マイルまであと1週間となった。
信越五岳は走れるコース、なので練習も今まであまりやらなかったロードjogや山も田代池の周回コースを走ったり、登るよりも走ることを重点的にやってきた。
昨日は田代池から西教山へ行って折り返すコース。3時間くらいやって、身体が結構疲れる。
正直こんなんで100マイル走れるのか?って何度も思うが、というかずっと練習している中で100マイルこんなんで走れるのか?って何度も思ってきた。
そして思うことは100マイルはめちゃくちゃ長いってこと。
人間が当たり前に走れる距離ではない(と僕は思う)、なので恐れることは当たり前なんやと、心配になるのは当たり前なんやと、そう納得するようにした。
自転車で100マイル走るだけでも長い!って思うのに、走る、そしてなおかつ山なわけなんやから、とてつもなく長い。

今日は自転車練にした。
脚の靭帯や関節に負荷を少なくして練習したかった。
家から木津川沿いをずっと西に進み、木津川市から北へ進み、それから東へ引き返していくコース。
川沿いを走るのはとても気持ちが良い。
昔大学卒業してから、奈良に住んでいる友達のところへ何度か遊びに行った時はこの道を車で通っていた。まさか自転車でロングライドするようになるなんてその時は思ってもいなかった。
アラフォーにして、予測してなかったようになってるってゆうのはある意味なんか嬉しい。
川が流れている方向に進むときは、当たり前やけど降り基調。なのでとても気持ちが良かったが、帰りはその逆で登り基調。暑さもありけっこうきつかった。
途中寄ったセブンイレブンのスイーツはなかなか良いのが多かった。
タピオカ生地でミルクティーホイップを包んだ大福、発想の逆転、タピオカミルクティーを逆にミルクティーをタピオカで包むとは、なかなかやるなあと思い食べたらやっぱり美味しかった。

100マイル、今回のレースは今までのレースとは違って、ブンさんが僕のペーサーをしてくれる。とても心強いし楽しみやし、そしてペーサーをお願いした責任や、頼んだ自分がしっかり最後まで走りきれるのか緊張もある。

なんかブログに書くのも不安が見えるようで色々考えてしまうけど、本当に良い大会に出来るようにあと1週間準備したいと思います。



2019年8月26日月曜日

ビワイチ(北湖)

8月26日は月曜日でしたが、先週の休日にイベントで出勤したので振休でビワイチに行ってきました。ビワイチは琵琶湖一周の略語?ですよね?
今回は琵琶湖大橋の北側部分のみで、これは北湖コースっていうみたいです。

突然日曜の夕方に思いついて、土日と山で練習して、ちょっと脚も疲れ気味やったのもあり、信越まで半月で故障もしたくないし、でも1日振休で勿体ないしなと、どうしよかなあと思っていたら、チャリやろうと。そしてビワイチを思いつきました。

どれくらいの距離があるかもしっかり調べたことが無くて、北湖コースで約150k。
通勤で10kを自転車で約25分~30分くらいで行っているので、長くても8時間くらいで行けるん違うかなあと。そして、ネットで調べたらビワイチはアップダウンがほとんどないとのこと。これは良さげやなあって思いました。
stravaでジュリアンショリエやフランソワデンヌのトレーニングを見ていても、結構自転車のロングライドをやっているし、自分もやってみようと思いました。

琵琶湖大橋近くのピエリ守山というショッピングモールのEゾーンはサイクリングでも使用して良いと市役所かのホームページに書かれていて、朝の8時過ぎくらいに到着して駐車。準備して、8時半くらいにスタート。

反時計回りに回るのですが、彦根市くらいまでは車も多く、特にトラックが後ろからくるとスレスレを走ってくるトラックもいて怖かったです。なんでスレスレ走るかな。まじでやめてほしかった。
でも琵琶湖北部に近づくにつれて車も減ってきてとても気持良かったです。
ほんとに琵琶湖のすぐ湖岸を走れます。
前半は30kずつくらいを目安にコンビニか自販機で小休憩を入れました。
アップダウンが無いからか、とても気持ちよく走れます。
周りには田んぼや畑が広がっています。滋賀県は農地の区画が大きくて整っています。
自分が住んでいる伊賀に比べて、農地が本当に大きく、大規模な営農されてるんやなあと思いながら走りました。

湖北を過ぎると、余呉湖が近づき、賤ヶ岳や山本山を走ったのを思い出します。
賤ヶ岳の看板も。

そこから少し峠を越えて、トンネルを越えるとまた更にのどかな雰囲気へ。



余呉湖周辺からマキノまでは静かでのんびりと走れて本当に良いところでした。
ウインドサーフィンのメッカで、たくさん人がいてました。
風もけっこうあったのでかなり迫力ありましたね。
あとはキャンプしてバーベキューしてる人もちらほら。あまり人がいてないからプライベートビーチみたいでええ感じのポイントでした。

そこからメタセコイヤ並木へ。


紅葉のシーズンに来たら気持ち良いのかな。
そして東側には高島トレイルが連なっており、3年前くらいに来たのを思い出しました。
その時は半分くらいで諦めたので、またいつかチャレンジしたいです。

ここからは後半、だんだん疲れてきて20kくらいに1回小休憩をはさみました。
湖岸沿いには、ここでの暮らしに憧れて家を建てたんだろうなあって人が、のんびりバーベキューしたりしていて、とてもええ感じの家もたくさんありました。
琵琶湖でも、僕は静かな雰囲気のんびりした感じのエリアが好きです。

とうとう時計を見ると100kを越えて、結局ゴールでは160kくらいに!
でも累積は500mと、ほんまにアップダウンがない(笑)
自転車で100マイル走ったことになりましたが、やっぱほんまに長いです。

でも長かった分、最後の琵琶湖大橋が目の前に見えた時は、来たわ~!って自然と声が出ました。

最後はゴールから少し進んで、スタートからすぐの「琵琶湖サイクリストの聖地」で記念撮影。
なんちゃってサイクリストですが、160k走れたので、少し自信がつきました。
小休憩を6~7回くらいで約8時間。頑張りました!

10年くらい前に、ピストが流行った時にファッション感覚で買ったこの自転車も、半年くらい前から再び乗るようになり、通勤、そして今回の初めてのロングライドと、ちゃんと使うことができてやっと日の目を浴びてもらって良かったです。
今では故障の時や練習に幅を持たせる意味でも大事な存在ですし、そんなことを抜きにして通勤で乗っていると単純に気持ち良いです!

基本はマウンテンランニングですが、自転車もまた時折どこか走りたいと思います。

今日、ブラックサンダーよりスニッカーズが暑さに強いことがわかりました!
さて、明日からまた仕事も頑張ります!
追伸、strava見ると、サイクリストの人たちってめちゃくちゃ速い。
僕がクロスバイクやから、だけじゃない気がする。みんな強い!

2019年8月15日木曜日

8/11 中央アルプス 駒ヶ岳、宝剣岳、檜尾岳

8月11日(日)ブンさんと中央アルプスの駒ヶ岳へ行ってきた。
朝5時に土山の道の駅で集合、乗り合わせて高速で駒ヶ根まで。
3時間も経たない内に到着。
今回、本当は空木岳から木曽駒ヶ岳の縦走ルートを考えたけど、前日に僕が夜10時まで仕事があり、早朝にスタート出来ないので、駒ヶ岳ピストンのルートにした。

ブンさんには、9月にある信越100マイルでペーサーを頼んでいる。
6月に1回、7月は0回、8月に1回。信越まで月一回は一緒に走りたいなあと思っている。あと一度、どこかで一緒に走りたい、京都のロードか大文字でも良いなあ。
今回は、京都の走れるトレイルでも、と思っていたけど、めちゃくちゃ暑いし、ブンさんもアルプスに行ってみたいということでアルプスに。

駒ヶ根ICを降りて、こまくさの湯近くの駐車場に駐車。阪田さんに昔連れて行ってもらったときに停めた所で、今回も停めることが出来た。ここは二重丸の駐車場、感謝です。
用意をして8時過ぎにスタート。北御所登山口までは登りのロード。
めちゃくちゃ汗が出る。体感は猛烈に暑くないけど、汗はダラダラ。
約1時間。
そこから林道。しばらく走る。
ブンさんにアルプス行きますか~!ってゆうたのに、ここまで登りのロードランとontakeですねえと話しながら。。約10kで蛇腹沢登山口へ。

ここからは登りの山。全行程で約30k、とゆうことは全体の2/3がロードとontake。ブンさんにここからはアルプスですよ!って言いながら、アルプス感が出てきたのは7合目過ぎてからやったです。
でも、清水平の水は冷たくてうまかった!
登りで汗が沢山出て、ウエアが臭いなあって何回も話した気がする。
8合目からは稜線に出て、視界が広がるけどかなりガスっていて少し残念。
 宝剣山荘に到着して、駒ヶ岳頂上山荘でブンさんの友人の新屋さんと合流予定。予定時刻の12時まで少し時間があったので宝剣岳へ先に登ることにした。
昔2回駒ヶ岳に来たことがあるけど、宝剣岳に登るのは初めて。
先週槍ヶ岳に登っていたからか、高度感はめちゃくちゃは感じなかったけど、南側への縦走路を見るとやっぱりかなり危険な感じ。北側の登りは、たぶん周りがガスっていたから高度感をそこまで感じなかったのかも。でも、下山の最初らへんは踏み外したらこれは危ないなとゆうところもあり、かなり慎重に。。
ブンさんも安全に進んでいた。

そこから駒ヶ岳頂上山荘に行くと、すでに新屋さんが待ってくれていた。
26歳、とてもフレッシュで礼儀正しい。
先に昼食を済ませいたそうやけど、ブンさんと僕がカレーを食べる間も待っていてくれた。
じゃがいもがゴロゴロしていて、おいしい。
これからどう進もうか相談して、当初は少し北東に進んで濃ヶ池を通って周回して来た道を戻ろうかと思っていたけど、新屋さんも午前に当初予定していた縦走ルートを行けていなかったので、ブンさんがコースタイムを計算して、檜尾岳まで南下してそこから降るルートで行ってみることにした。
 一度千畳敷まで宝剣山荘から降りて、極楽平まで登り返し、そこから稜線を南下。
めちゃくちゃ人がいて、しかも登山者ばかりではなく、ロープウェーで軽めハイキングの人もたくさんで、中にはビーサンで歩いている人もおり、もうここは来たくないなあと思ってしまう。でも、気軽にこんな景色の良いところに来れるロープウェーは良いものやと思うし、それを利用する人も全然有り。なのやけど、なんかわからないけど、ここはあんまり自分の山行の時は通りたくないなあって思ってしまう。

極楽平からは曇り小雨が降りつつ、ガスりつつやけど、やはりアルプスの稜線で景色が素晴らしかった。ブンさんも新屋さんもとても嬉しそうやった。自分も山の深い谷や、広がる景色、その山々を雲やガスが速く流れていく様子を見ると、かなり嬉しくなり、こちらのルートに来て良かったって思った。

そして新屋さんは、トレイルを本格的にまだそんなにやっていないのに、降りがとても上手でびっくりした。最初はかなりペースが落ちてしまうんやろなと思っていたけど(すいません)そんなことは無く、これから山にハマったらどれだけ凄くなるんかなあとか思うくらいポテンシャルが高い。とにかく脚の置く場所が的確で驚くばかりでした。



檜尾岳からは東へ山を下りていくのやけど、ここから駒ケ根の街が見えて、こちらもとても素晴らしい景色。途中から右には空木岳、左には駒ヶ岳の尾根が見える。
少しマイナーなルートなのかもしれないけど、檜尾尾根も良いルートやと思った。



進むと少し足場は悪くなるけど、すぐにフカフカの走れるトレイルへ。
赤沢ノ頭からは高速つづら折りの下りが永遠と続いて、ペースアップ。

やけど新屋さんはおくれず着いてくるという、ほんとうびっくり。
無事山から下りて、ロードを下ってゴール。
こまくさの湯に入り、ソースカツ丼を伊那まで移動してから食べて、帰りました。
やっぱり帰りは運転が超眠かった。

日帰りやとやっぱりルートに限界はあるけど、景色が素晴らしく良い1日でした。
ブンさんおススメの白山にも行ってみたい。
ちょっときびしいかもやけど、北アルプスも1泊か2泊で縦走してみたいなあ。

あとは、ほんまにあと1か月、信越まで頑張って走ろうと思う。
毎日自分の弱い部分が自分でよく見えてしまうけど、ちょっとでもええ走りできるようにして充実した大会にしたいと思います。

2019年8月13日火曜日

8/3-4 北アルプス2日目 黒部五郎岳 三俣蓮華岳 双六岳

1時40分くらいに目が覚めた。
とゆうより全然寝れず、ツエルトの中では寝袋が暑すぎたり、時間が経つにつれて最後は寒かったり、、、なんやろう、やはりテント泊は去年の両俣小屋以来で経験が少ないからか。自分の場合はツエルトはきついので、テントは重すぎるとして、ヘリテイジの自立式のドーム型のやつが欲しいかなとか思ってしまった。

2時スタートに向けて片付けて、2人も起きてきて、ヘッデン付けながら撤収作業。

本当は雲ノ平から西へ進んでグルっと黒部五郎岳を回って帰ってくる行程やったけど、現実的にキツイかなということで、黒部源流へ一度降りて、三俣山荘へ。


正直2人が自分に気を使ってくれたところもあると思う、登りがもう全然だめやったので。

三俣山荘へ行くのでもじんわりきつかったんやけど、黒部五郎小舎から黒部五郎岳はかなりきつかった。とゆうても1000mアップくらいなのに、なんでこんなに疲れているんだろうかと残念な気持ちになる。でも山はすごい景色で、まるで海外の山にいるかのよう。とゆうかそうゆう表現は不適切なのかもなあって登りながら思った。日本にはすごい山が沢山あるってゆうのを僕は知らないだけなんやなと。





2人に遅れて、なんとか山頂着、登りは稜線ルートやったので、下りはトラバースルート。


ここもとても景色がすごい。寝てる時に、気づかないようにここに連れてこられたら、ここは日本なのか海外なのか、どこなのか全然わからんやろうなあって、そんな無国籍なすごい景色やった。






そこから三俣蓮華岳、双六岳をこえて双六小屋へ。

僕のリクエストで2人には休憩してもらいカレーを食べた。美味い(笑)


そこから鏡平へ進んで、小池新道で新穂高温泉まで下った。
ずっと降りやって、しょうやんのリズミカルなペースに合わせて僕らもテンポアップ。
途中からは追いかけられなくなった。

終盤の沢で滝行ならぬ沢行。



刺すような冷たさで、やばかったけど最高に気持ち良かった。


最後何でもない林道でコケてテンションがた落ち(すいません)
でも、濃い2日間になりました。

2人にはとても感謝!
また行きたい、とゆうかアルプスってええなあって思いました。
景色がやばいなあ。
あと、快適に泊まれるように整えていきたいなと。

1泊2日装備やと、僕の場合は20Lのザックではきついかなと感じた。
20Lやとツエルトしか選択できないし、食料も沢山入れれない。かなり削った装備に自然となってしまう。クッカーも入れれない。
30Lのザックで容量を増やして、クロスオーバードーム、クッカー、もう少し幅を持たせた食料 が必要かなあと感じた。
今回は晴れていたけど、雨なら更に余裕持った装備が必要かなあと思うし。

帰りの車は超眠かった。
なんどもPAとゆうエイドに寄りながら帰りました。無理は禁物!