去年に続き2回目の参加でした。
岐阜県の関市の大雲寺スタートゴールの約21k、累積1800mのレース。
岐阜のトレイルランナー吉田さんたちが主催するレースで、アップダウンが激しく、各務原アルプス特有の乾いた土のザレたトレイルがとてもテクニカルで面白いコースです。
コースの多くが、吉田さんたちが開催していた草レース「UTMK(ウルトラ・トレイル・マウント・カガミハラ)」のコースとも重なります。
UTMK、とても懐かしいです。(^^)
朝5時ごろに家を出発し、名阪、名古屋高速と通り小牧北で降りて関市へ。
7時ごろ駐車場に到着、歩いて会場へ。
お寺の中が更衣場となってます。ここで足首にXテープを貼って、着替えなど準備していたら、磯貝さんや阪田さん、下家くん、健嗣くんも到着。話しながら準備。
スタート時間も近づいて会場へ。福井さん、クニさん、ゆうぞうさん、柴本さん、伊藤さん、知ってるひとばかり。SNSをやめたからか、久々に会うのがなんか前より嬉しい。
ゲストランナーの挨拶。
福井さん、阪田さん、小野さん、タカさん、光子先生、石田さん、写真には写ってないけど別府さん。豪華なメンバー!
そこから時間も迫りスタート。
21kなので、レースプランは、感覚で走ることを意識。心拍を~以下にするとか、考えずに今日はある意味自由に走ろうと思いました。
なので装備はとてもシンプルに、シンプルハイドレーションのボトルをパンツの腰にさし、ジェルは3つ、あとはもしも怪我したときのためにフーディニを小さくしてストライダーパンツのポケットに携帯。
スタート。
小林君と河内くんが予想通り飛び出した。つづいて別府さん。
別府さんについていこう!とハッと思い、ペースを上げて着いていった。
段々登りがキツくなり、かなり息も苦しいけど、ここはペースはとりあえず置いといて追わないと!と思った。
別府さんが強い人なのは知っていたし、しょうやんが関東で一緒に走っている人でもあるので、意識せずにはいられなかった。どんなランナーなんやろうかと走りを体感したかった。
別府さんのフクラハギはめちゃゴツくて、登りの走りはとても安定していた。
この人は間違いなく強そうやと走りを見て思った。だんだんと離されていく。
走れない登りにさしかかると阪田さんに追い抜かれた。ペースが速い!そして軽い。
阪田さんに着いていくことでまたペースが自然に上がる。
一番最初の結構激しい降り、木々の間を右へ左へ、阪田さんはヒョイヒョイ行く。
つられてペースが上がる。別所さんとの差もどんどん縮まっていった。
阪田さんはやっぱテクニカルなところがめちゃうまい。とゆうか野生の走りやな!とか後ろで走りながら思った。ゴールとかこの先のこととか考えずに、とにかく離されずに思い切り降っていくのがホンマにおもしろい。レース中一番テンションが上がった区間やった。
でもしばらくすると阪田さんが小さな声で「痛っ」と。突然ペースを緩めたので、どしたんすか??と聞くと捻ったとのこと。大丈夫ですか!とゆうたのか、なんとゆうたのか覚えてないけど、別府さんを追った。阪田さん大丈夫やろか、と思いながらとにかく別府さんに追いつこうと頑張る。一個目のエイドにつくところで追いついて、また登りになると抜かされた。まだまだここから!と思いながら、離された距離を縮めようと登りを歩いて走って。だんだん近づいて、降りでさらに近づいて追いついて走っていたら、今度は別府さんが止まった。
どしたんすか、大丈夫ですか??と聞くと足首捻ったと。まじか~。別府さんと走るのも少しの時間で終わってしまった。。
磯貝さんも後ろから来ており、阪田さんも別府さんも怪我やわ、大丈夫かなと話しながら走った。
ふどうの森FB 望月恵さんの写真 ありがとうございます |
でもまだレースは半分もいっていない。ここから上げていかないと!と思い、ロードや平坦の林道も頑張ってヘバらない範囲で上げた。
磯貝さんとどれだけの距離かわからないけど、今日はいけるだけいかないとと思い走る。
そしたら誰か後ろから来た。誰やろ??と思ったら伊藤さん。調度二つ目のエイド。
スッと抜かれ少し声を交わした。伊藤さんは階段も走っていく。自分は走れないところでも走っていた。やはり強い。自分より強いなあと思いながらも、粘らないとと思って歩きながらも走れるところは走る。登りの切り返しのところで後ろから磯貝さんが来てるのも見えた。磯貝さんもやっぱ強い。でも自分もまだまだこれからこっからやと思いながらペースを上げる。去年はここ、阪田さん、磯貝さん、谷君、松崎さんと走ったなあと思いながら走る。
後半に差し掛かり、ザ各務原アルプスってゆう感じの乾いたザレザレのトレイルのアップダウン。磯貝さんと去年はワイワイ言いながらやったよなあと少し話して、走れるトレイルになったら出来るだけまた頑張ってペースを上げた。
3つ目の最後のエイドまであと少し。水が無くなった。流石に350mlくらいのボトルは水が足りなかったか、エイドで止まりたくないけどどうしよう、と思い、エイド到着。水だけ入れて速攻リスタート。写真でもわかるように思い切り慌てている。必死。
この後ある猿啄城の登りで思いっきり行ったろうと頭の中はそれでいっぱい。
ふどうの森FB 望月さんのお写真より |
ここの区間は大事や、ここは思いっきり上げやなアカンと思い頑張る。
去年は阪田さんにここを引っ張ってもらった。
磯貝さんが少し後ろに見えたので、「こっからがんばろう、前絶対落ちてくるから!」って声をかけた。磯貝さんに言っているようで自分にも言っていた。
登りで思いっきり縮めてやるってメラメラしていたけど、去年ほど上げれない。
なんとか頑張って登る。山頂へ到着。前は見えない。
ここからまだつづくアップダウン。行けるだけ行こうと頑張る。
しばらくすると歩いている選手が。河内君。足を攣っていたみたい。もうすぐゴールやしがんばろ!と声をかけた。
前は伊藤さんと小林君。伊藤さんは落ちてこないと思うけど、小林君は落ちてくることもあるやろと頑張る。
アップダウンのトレイルも終わり、切り返しの下り。ゆうぞうさんに前400mくらい前やからいけるよ!と教えてもらう。階段の登りで縮めます!と答えた。
階段、去年は全部走ったし、今年も走る!
走ったけど、途中きつくて少し歩いた。去年は走ったのに今年は全部走れへん。
上には小林君が見える。ちょっと離れているけど縮まっている。
登り終えたら阪田さんがちょうどいてくれて、小林くん前やでいけるで!!!残りの降りでいってまえ!!!みたいなゲキをくれた。頑張ります!とよろけながら返事。
降りで抜かす!と思いながら追うが一向に現れない。やっと最後の下りで見えた!
右から行くよ!と声をかけて抜かして、勝つ!と思ったけど、最後のロードで脚が攣った。ペースを上げれない。これはアカン、もう脚がいっぱいいっぱいやなと。
小林君はロードでまだ余力があった。
ゴールまでそれからは小林君から離されながら走った。
3位、タイムは2時間21分後半で、去年の自分よりも速かった。
実はH30年度初めてのトレイルレースの入賞やった。
去年から順位はひとつ下がったけど、怪我する前の自分より速くなっていたことが嬉しかった。やっと速くなれていることが客観的に感じれた。
ここからまたコツコツ練習してやっていこうと思いました。
阪田さんの足首が思ったより酷く、新城もあるし心配。
自分も去年とても苦しかったので、ほんまに怪我は周りの仲間にもしてほしくない。
Xテープ作るのは少し面倒なこともあるし、貼るのもちょっと面倒やけど、これからもしっかりした山行の時は予防を忘れずやりたい。
レース後は阪田さん、磯貝さん、健嗣くんとマーゴの湯に行き、
そこから阪田さんと磯貝さんで、ケーキ屋さんへ。
プレリュードってお店。
どのケーキも、うわっ!美味しい!って思う部分があって3人で感動。
さすが磯貝さん、美味しいお店を知っています。連れて行ってくれてありがとう!
関市へ行ったらプレリュード、また行きたいと思います。