2019年10月14日月曜日

OSJ KOUMI100

OSJ KOUMI 100は台風の為に中止になった。

元々はハセツネに出る予定やったけど、ライバルのブンさんがハセツネのエントリー日に仕事でハセツネエントリー出来ないので、2019シーズン1回も一緒のレースで競わないのはちょっとどうなのかと思って、2人でKOUMIに出ようということでエントリーした。

5周も同じコースを回って100マイルを走る、OSJの最もOSJ!って感じのレースなのかなと思って正直びびっていた。

信越後、1週間休んで、それから少しずつ上げてあと1週間というときに台風が発生した。
相当大きい規模の台風で、土曜に自分が住んでいる伊賀も暴風域に入り、小海は土曜夜に台風が通過する予定だった。
僕は仕事で地元の市民センター配備になるかもしれないし、うまく台風が弱まっても土曜に動けないことになるかもしれないから、本当にわずかな可能性が出た時のために、ブンさんの友人の方にお願いして代理受付をしてもらった。
土曜、市民センター配備については一緒に担当している先輩に出てもらい、僕は昼に地元で起こった土砂崩れの対応や土嚢置き、地元の田の用水を貯めている池が壊れていないか等の確認作業を、住んでいる地域の区長さんの指示のもと地域の自警団で作業した。被害はほとんど無く、作業を終えて待機し、夕方に解散した。

facebookはやめたので普段見ていないが、osjなどの会社の告知ページはアカウントが無くても見れるので、情報をチェックしていた。レースはやるとのことだった。
僕は、小海には警報出ているし、高速道路が通行止めになっているし、高速道路を降りてからも会場まで安全に行けるか分からないし、台風でたくさんの雨が降った後のトレイルレースは危険やと思ったのと、自分が地元で小さいとはいえ災害の対応をしていてとてもレースって感じの気持ちになれなかった。迷っているが、間違いなく自分は行かない理由を整理しているんやって自分で思った。
夜にブンさんにレースに行くのをやめますと伝えた。
ブンさんの友人の方は代理受付に土曜日に行ってくれているとのことやった。
僕たちの為にも行ってくれているのもあると思った。申し訳なかった。

翌日、日曜日レースは中止になった。
facebookでもツイッターでも色々な意見が出ていた。

日本は関東地方や長野県等、物凄い災害になっているのがテレビに映っている。
正直レースどころではないような状況に思えた。

日本には毎年台風が来る、トレイルレースはその影響を毎年受けて、その度に主催者の方、運営をしてくれている人たちはやるかやらないか、とても難しい判断を迫られて、想像するだけで気が遠くなるし、言葉では言えないくらいの重責がかかっているのやと思う。本当に大変なことです。

人それぞれ考え方も違う。
普段生活していても「なんでこれが伝わらんかな」って思うことあるけど、
冷静になると当たり前やわなあと。
自分じゃないのやから。

それこそ自然の中でやるトレイルランニングレースや山行への考え方も皆少しずつ違っていたり、合っていたりするのやろうなと思う。

僕の少なからずある基準は自然の中でやるのやから、人に迷惑をかけないようにすることです。自分の範囲内で完結できるようにすること。
昔山行ったときに水が切れて本当に反省したことがあった。その時は友人に助けてもらった。友人も水が切れかけていたので、本当にマズかった。今は長い山行くときは2lのリザーバーと浄水機能がついたフラスクを持つようにしています。
今年も山行ったときに20lのザックで行ったら行動食を沢山入れれずに切れてしまい、友人に分けてもらった。それから30lのザックを最近買いました。

他にも、今考えると自分も一歩間違えたら怖いなと思うことがあります。

たぶんこれからも失敗は絶対してしまうし、必要以上に敏感になりすぎるのはまたアカンのかもやけど、悪天候の時など、よくよく自分で考えて、考えて行動するようにしたいと思います。

KOUMI、またいつか走りたいと思います。
来年はOSJで今まで出たことがないレースにも出てみたいなあ。
これで僕の2019年のトレイルレースは最後になりました。

0 件のコメント:

コメントを投稿