2018年9月30日日曜日

2018~2019レース予定

時差ボケと脚まわりのプチ故障もかなり良くなってきたので、脚の調子を伺いながらやっていたトレーニングも、気にせず思ったようにやれるようになってきました。

2018年度も後半に差し掛かり、予定していたハセツネと、ハーフ&フルマラソン以外にもレースを入れました。

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~2018年度後半のレース予定~

【10月】
10/7 ハセツネCUP
10/21 千葉アクアラインマラソン(ロード:フル)

【11月】
11/3 忍者トレイル《ボラで参加》
11/25 伊賀シティマラソン(ロード:ハーフ)

【12月】
12/2 熊野古道トレイル 50k
12/9 奈良マラソン(ロード:フル)
12/16 伊勢の森トレイル《ボラで参加》

【1月】
1/1 大山田元旦マラソン(ロード:5k)

【2月】
2/2 9 Dragons 50mile
2/17 ふどうの森トレイル 22k

【3月】
3/  OSJ新城ダブル

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来週末のハセツネが終わったら、週末秋の感じのええ各地の山に行ってみたい。
行くときは下調べとか色々と少し手間もありますが、行ったら行ったでやはり新鮮で発見もあり楽しいです^^

しかし、もう今年度の最後の3月に新城ダブルなんやなあと思うと、はやいもんやなあと思います。
怪我にほんまに気を付けて、ここに書いたレースに出場・完走できるようにしたいものです。
復帰後、山に入る時は短い練習でも、足首にはニューハレXテープをしています。
Xテープだけでは走っていると剥がれてくることがあるので、サッカーの時に使用していた伸縮性の無いテーピングをXテープのくるぶし先端部に抑えるように貼ることで剥がれることなく使用出来てます。正直「貼るのめんどいなー」と思うこともありますが、ちょっと5分10分ひと手間するだけで、怪我が減るならやらないとです。

家でネットを見ていたら、スカイハイのblogでAdam Campbellの動画が紹介されていて、山岳事故によって重症を負い、復帰からハードロック出場まで短くまとめられていたおそらくショートバージョンですが、ハードロックをゴールした時の彼の表情は何とも言えないこみあげてくるものがありました。

Arc'teryx Presents: In Constant Motion

走れること自体に感謝することを忘れがちになりますが、ほんまにそこは忘れず大事に出来たら、普段の山行もレースも、充実したものに出来ると思う。と書きながら感じました。

2018年9月19日水曜日

ストックポールが復活

この前のレシャッぺベルの最後から2つめのエイドを過ぎたころに、収納したら接合部分の接着が剥がれて、ストックポールが壊れてしまいました。

それから帰国後、代理店のロストアローさんに問い合わせをしたら修理可能との回答で、ポールを送付して数日。
ストックポールが修理してもらえ、今日届きました。
めちゃくちゃうれしい。。。。



僕のストックポールはblackdiamondのdistance carbon z です。
レース中、ストックが壊れた時に、かなり凹みました。
登りがしんどくなるのもありましたが、
2年くらい使っていて愛着があったので壊れて使えなくなるのがショックで、かなりテンションが下がりました。。

修理に送付


2016年の上州武尊に出るのが決まった後に、岐阜のレースの際に先輩のランナーに「武尊はストック使えるから持って行った方が良いよ」とアドバイスをもらい、その日の帰りにモデラートによって、このポールを買いました。

武尊、UTMB、レシャッぺ、日本の山もたくさんこのポールで行きました。
初めて買ったストックポール。

なので、またこのポールを使えるのが嬉しいです。

blackdiamondの代理店のロストアローさんは、とても丁寧に修理してくれました。
僕が依頼した上段シャフトの接着の故障箇所以外もチェックして、接着剥がれとディップのすり減りが激しかった下段のシャフトは2本とも新しいモノに交換してくれました。細かな所では、収納する際のボタンの錆も落として綺麗にしてくれてありました。
今回の場合は、こちらから送付した際の送料のみで、修理費用や返信の送料は無料でしてくれました。(※注 たぶん故障の具合により修理費用は異なると思います)
購入した後のサポートをこんなにきっちりしてくれて、ホンマに嬉しかったです。

接合部もしっかり接着してくれた

ボタンの錆もキレイに

下段シャフトは新品に

またこのポールで色んな山に行けるのが嬉しい! ほんまにありがとうございました!

2018年9月16日日曜日

小さな故障の繰り返しを止めるために

捻挫などのアクシデントによる怪我にも悩まされますが、
通常のランニングで起こしてしまう小さな故障、実は結構僕の悩みです。

現在、平日の基本練習はロードのJOG(雨の日はトレッドミル)
その際に、本当にゆっくりのペース(心拍数110~120くらい)で走っていても、アキレス腱や、ふくらはぎ、アキレス腱とふくらはぎの間の腱や筋のハリや炎症の小さな故障を僕はよく起こしてしまいます。

練習量が自分の身体の耐性をオーバーしているのかもしれません。
でも、強くなりたいので、今以上の練習をやりたいのです。
しかし、小さな故障で、定期的な練習をストップするはめになると逆効果。。。

理想としては平日2時間程度の練習を怪我無くやれるようになりたい。

そのためには体重を減らすことかなと思います。
思い返すと、山の先輩ランナー、あの人にもこの人にも、「体重を減らすと故障が減るだろう」とアドバイスは貰ってきました。が、実践できず。

私は現在身長177cmで体重が66~67kg。
なおかつ筋肉質ではありません。

尊敬するランナーのヤマケンさんが177cmで65kgやったと思います。
ヤマケンさんはボクサーのような締まった筋肉質な身体をされているように見えます。
僕のような筋肉質ではない場合は63kgくらいがベストなのかもしれません。

しっかりと栄養をとりつつも、脂肪を燃やせる身体に変えていって、体重を減らすために、最近耳にするファットアダプテーション、ファスティングというものを試していこうと思います。

レシャップベルの時に、友人のランナーがまさにそれを実践していました。
元々太ってはいない彼でしたが、レース時の着替えの際にみた身体は本当に無駄がなく、
絞れていた。

彼に教えてもらい、毎朝コーヒーに「mctオイル」を少量入れて飲んでいます。
そして、出来る限り間食を控えて、インシュリン値が下がる時間帯を長めに作ること。
インシュリン値を上げない時間帯を十分作ることをファスティングというそうです。

強くなりたいのもあるし、走る行為そのものが好きなので、脚の故障を気にせず毎日走れたらとても楽しいと思います。
そのためには、避けては通れない道なのかなと。。。脂肪を燃やす身体にしていくことが。

なおかつ脂肪を燃やしやすい身体にすることは、マフェトン理論、LT値付近での長時間の効率的なランニングへの相乗効果になるんじゃないかと思います。

ハセツネもあるし、がっつり山に入りたいのですが、ロードJOGで小さな脚の故障で様子見。。 こういうことが今後も起こらないように、根本的に改善したいと思います。

参考にさせてもらったブログ altraを扱っているstride labさんのです。

http://blog.stridelab.jp/tag/mct%e3%82%aa%e3%82%a4%e3%83%ab/

2018年9月13日木曜日

レシャップベルの振り返りを思いつくままに

ガーニーグーはかなり使える

足裏や足指の豆などのトラブルほとんどなし。
レース前日就寝前に一度塗り、レース移動前に再度塗る。途中15時間、22時間くらいでもデポで塗った。摩擦が緩和される感じとふやけてこないから良いのかな?ロングレースではこれからも必須アイテムとして使用します。

山岳系のロングレースはジェルはあんまり食べれなかった(トレイルバターがええ感じでした)

ジェルを30数個とトレイルバター10数個持っていき、あとはエイドで100~200kcalくらいを補給する計画でいきましたが、ジェルは10個くらいしか食べず(食べれず?食べる気になれず?)。トレイルバターはほとんど消費しました。美味しいし、おなかも少し膨れる。エイドでもバナナやパンケーキ・パスタなど食べましたが、胃のトラブルは無かった。きっと、僕の走力では、レシャップのコースやとスピードハイクと平地はJOGくらいのスピードやったので、胃も揺れようが無かった。(特に僕は下りが苦手で遅いので、胃が揺れなかったと思う)
走れるレース、ショート・ミドルなどは、心拍も上がるし、瞬間の負荷がかなり大きいので糖質中心の補給、ジェルが主になるけど、山岳系のロングレースや、アルプスの山行など、あんまり走れない山行ではトレイルバターや固形物で良いのかもと思いました。熱量当たりの重さも軽いし、美味しいし。

ロングレースは後半気持ち勝負、気持ちが大事

体力が落ちるから、メンタルも落ちるのか、メンタルが落ちるから体力が落ちるのか、そこは大きく両方が関係していると思いますが、自分のペースで集中を切らさず最後まで淡々と進む、、、ということがどれだけ難しいかと今回も強く思いました。マイペースで進んでいたのに、22時間くらいからメンタルが弱り始め、具体的にはレースへの集中力がかなり下がる感じ、惰性でやっている感じになってしまいました。これは昨年のUTMBでも同じようなことになりました。そこから眠気が起こってグダグダになる。
登れなくなる、走れなくなるのは、自分の実力で、よくわかっているつもりやったけど、そこではなく、走れるのに何で走らへんだのや???という区間、時間帯、そんなのが後半出てきた。とても悔いが残る。けど、あの時の自分の状態ではそうなってしまって、それも自分の今の力なのかなあと。
でも、自分のベストを出し切る!ってホンマに思って思ってやることが大事なんやと、強く思いがあればもっと進めたと思うし、もっと感動的なゴールを迎えてたんちがうかなと。
オーバーナイトにならないようなレースでは集中力を保ってプッシュし続けられるけど、僕にはロングレースをしっかりやりきる力はまだまだ無いなあと思いました。
気持ちを最後まで切らさずに進み続けれたら、ほんとに充実感にあふれたゴールが出来るんだろうなあと、、、、。いつかやってみたい。

3/4タイツの重要性

海外の選手は3/4タイツ(ひざ下までとか、腿までのやつ)を履いている選手が多いですが、あれけっこうええかもしれません。僕はpataのストライダープロショーツなんですが、夜の冷える時間帯は結構キツかった。防寒用として持って行ったスキンズのタイツは、ドロップバッグの一か所目で履いてみたものの、窮屈かつかなり暑く、足さばきもしにくく、数キロ進んですぐ脱いで短パンに戻すという結果に。。。
ストライダープロはポケットも多用するので、3/4タイツにするとそこがまた問題ですが、あれ、装備に入れとくとかなり使えるなと。ちょっと寒さも軽減されそうですし。足さばきも良さそう。次回ロングレースやるまでに(ってもう1年後ですが。。。)装備に入れたいです。

ストライダープロショーツは使える

僕はストライダープロショーツのポケットに、レイン下、防水グローブ(テムレス)、グローブ、ビーニーキャップ、アームゲイターを入れていました。なおかつゴミ袋としてポケット一つ使用。それぞれ重くないもの、かつ結構かさばってポケットがエエ意味でパンパンになるので揺れず快適に走れました。なおかつすぐ取り出して使える。今までザックのドライサックなどにレイン下など入れていたので、これはかなり使えるなと。フーディニジャケットも入れれると思います。(今回はレイン上のみでいったため持って行かず)
ジェフブラウニングのレースのショーツ具合から真似してやってみました。
ジェフがこのショーツの発案者ですもんね、流石。。。
ザックに入れる荷物も減らすことが出来るのでかなり使えるなと。
汗で濡れると嫌なので、薄くて小さいジップロックに入れて簡単に圧縮してポケットに入れていました。

あと、レシャップに出ていた選手は、ウエストバンドをうまく使っていました。トレッキングポールもうまくそこに収容していました。


ドロップバックポイントの時間の使い方を短縮する必要あり

2回ドロップバックのポイントがありましたが、1回目は20分くらい、2回目は30分以上時間が経過した気がします。
何をするか、箇条書きにした紙をドロップバックに入れて、迷いのないようにしたつもりですが、やはり無駄が多くなりました。
長く休むとレースからどうしても気持ちが一度緩んでしまう気がしました。
必要最小限な内容と言えば、
・ジェルなどのゴミを出す
・ライトの準備やバッテリーの確認
・脚のケア(ガーニーグとソックスの取り換え)
・シューズの取り換え
・補給食の補充
・ウエアの取り換え(夜間及び悪天に対応して)
年間1回くらいしか経験出来ないのでどうしてもなかなか慣れませんが、流れるようにエイドは通過したいものです。

後半は全く心拍が上がらなかった

身体の疲労からか、後半は心拍が全然上がらなかった。
L'echappee Belle 2018









20時間以降くらいから110以下くらいです。
めちゃくちゃ低いです、いつものJOGより低い。

utmb2017
去年のUTMB
今年のレシャップとほぼ同じ傾向で20時間くらいから心拍115くらい
UTMBの方が結構プッシュしていたのかな。走れるコースやったというのもある。

20時間以降、僕はガクンと落ちていることになる。
ここは改善点なのか、それとも人間の身体の素直な結果なのか。
正直20時間とか普段では行動しない長さやし。

2018年9月8日土曜日

L'echappee Belle 2018

レシャップベル、無事ゴールすることが出来ました。





台風の災害で関西国際空港が機能停止となり、帰国にかなり時間がかかりましたが、
9/7の昼に家に帰ることが出来ました。
ゆっくり思い出しながらブログを書いています。

レシャップベルは、去年のUTMBに続いて、自分にとって2回目の海外レースであり、2018年の目標としてきたレースでした。

悪天候でコースの最もハードな区間が短縮になったんですが、それでも十分すぎるほど激しいコースやったです。
過去に1度レシャップを走っているしょーやんは、「短縮になったセクションがないと別物ですよ、本当はもっときついし、そこが一番美しいセクションです」と言っていたなあ。フルコースで暑いレシャップ、どんななんやろうか。。

今年は終始天候がスカッと晴れることなく、ずっと曇りで、ごくたまに小雨でした。
そのため気温も上がらず、例年より過酷さは少なかったのかもしれません。

コースはスタートから山に入るまでと、最後ゴール手前以外は、トレイル。
というか、山です。ほんまええですよね、ずっと山!
山もいわゆる走りやすいトレイルではなく、山岳コース。石や岩しかない箇所も多く、まさにマウンテンランニング、とゆうかランニング出来るところは限られていて、マウンテンスピードハイクという感じでした。

長いレースで、気持ちが上がったり下がったり。

後半、自分の気持ちの弱り具合、そしてレースへの執着心の低下、レースしているのか、惰性で進んでいるのか、20数時間経過したときは眠くなり、その時一緒に進んだしょうやんに引っ張ってもらい、弱気発言ばかりしてしまったり。。
またほんまの最後らへんはファンランみたいになってしまった時間もあり、こんなんで何のために準備してきたんやろうか、自分に何が今回のレースで残るんだろうか?とか思ってしまうこともあった。

ただ、そんな状況がレース中あったとしてもゴールしたことが全てやと思うし、そういう精神状況になってしまうことが、自分がレシャップのコースに挑んだ結果なのやと思う。

いくら遅くても、弱っても、山対自分で、最後まで行けるようになりたいなと思う。
逃げてしまうというか。。。

他の選手がゴール手前10kくらいから最後を流すような雰囲気を自分が周りから勝手に感じて、それに合わせてた、とゆうか楽をしてしまった。歩いてるのに合わせて歩いたり、、そんなテンションでレースしてるのは自分にはありえへんのだけど、もうなんか誤魔化している自分が出るというか、弱くて汚い部分が出るというか。。。
ほんまにやる気があれば自分で前に進めるはずやのに、なんぼでも進めるのに何してるねんと。。

とてもダレてしまう時間が後半たくさんあった。

そんな自分の人間力が出てしまうのが、ロングレースなのかもしれません。

自分は完璧な人間じゃないから、完璧なレースもできないのかも。

味わったのは、そんな悔しいことだけではなく、山の景色や、偉大さは今までで間違いなく最高でした。
ずっとそんなところばかりやから、途中から感受性が麻痺してきます。
ほんまに素晴らしい景色に出会えるコースです!

そして運営する人たちや、ゴール後の会場の雰囲気も最高でした。

エイドをはじめ、参加者が皆暖かいし、みんなレシャップベルのレースが、山が、好きな感じがします。
レシャップはすごいコースだろう!素晴らしかっただろう!ハードだろう、テクニカルだっただろう!って、皆があの山々を誇りに思っていて、自慢したい気持ちがある感じがしました。

僕も、その1人になりました。1回しか行ってないけど(笑)
ほんまにええ大会、ええ山々やと思います!

こんなすごいコースで、最後まで自分の気持を切らさず、走り、登り、降りが出来たら、ほんとうに最高なんやろうな。

順位やタイムももちろん大事やけど、一番に求めていくところってそこなのかなあって今回強く感じました。
どれだけレースで、ポジティブに前向きに進められるかどうか。
自分に勝つ、自分と向き合うってそうゆうことなのかなあと。

とりあえず、完走報告でした。

レシャップで一緒に過ごした友達にもほんまに感謝。楽しかった、あっとゆうまに時間が過ぎました。



しょーやんと清家くん、ほんまに色々楽しかった、2人にはとても感謝してます。
2人とも僕より年齢は下ですが、僕よりも全然たくましく、すごいなあと思うところがたくさんあります。山好きに加え旅好きで、好奇心に溢れてるのがええな~と思う。

現地であった日本人ランナーの塚越さんにも、色んなフランスのレースやトレイル話を聞けて楽しかったです。フランスで暮らしていて、沢山素晴らしい経験をされているのだなあって感じました。

日本から参加されていた野崎さんも、帰りがハードなスケジュールの中、少ししか話せませんでしたが、ありがとうございました。

参加した日本人は5人全員完走でした!



来年は無いと思うけど、いつかフルコースの、そしてスカっと晴れたレシャップを走ってみたいです。
本当に素晴らしかったです。

自分を色んなところに連れて行ってくれるこの趣味にほんとありがとうと感謝の気持ちです。


レシャップの素晴らしい山々とレース風景の写真



























また、旅やレースのことなど、少し書けたらと思います。
まずはゆっくり身体を休めたいと思います。。。

ええ山、ええ旅でした、ありがとうございました!