ガーニーグーはかなり使える
足裏や足指の豆などのトラブルほとんどなし。
レース前日就寝前に一度塗り、レース移動前に再度塗る。途中15時間、22時間くらいでもデポで塗った。摩擦が緩和される感じとふやけてこないから良いのかな?ロングレースではこれからも必須アイテムとして使用します。
山岳系のロングレースはジェルはあんまり食べれなかった(トレイルバターがええ感じでした)
ジェルを30数個とトレイルバター10数個持っていき、あとはエイドで100~200kcalくらいを補給する計画でいきましたが、ジェルは10個くらいしか食べず(食べれず?食べる気になれず?)。トレイルバターはほとんど消費しました。美味しいし、おなかも少し膨れる。エイドでもバナナやパンケーキ・パスタなど食べましたが、胃のトラブルは無かった。きっと、僕の走力では、レシャップのコースやとスピードハイクと平地はJOGくらいのスピードやったので、胃も揺れようが無かった。(特に僕は下りが苦手で遅いので、胃が揺れなかったと思う)
走れるレース、ショート・ミドルなどは、心拍も上がるし、瞬間の負荷がかなり大きいので糖質中心の補給、ジェルが主になるけど、山岳系のロングレースや、アルプスの山行など、あんまり走れない山行ではトレイルバターや固形物で良いのかもと思いました。熱量当たりの重さも軽いし、美味しいし。
ロングレースは後半気持ち勝負、気持ちが大事
体力が落ちるから、メンタルも落ちるのか、メンタルが落ちるから体力が落ちるのか、そこは大きく両方が関係していると思いますが、自分のペースで集中を切らさず最後まで淡々と進む、、、ということがどれだけ難しいかと今回も強く思いました。マイペースで進んでいたのに、22時間くらいからメンタルが弱り始め、具体的にはレースへの集中力がかなり下がる感じ、惰性でやっている感じになってしまいました。これは昨年のUTMBでも同じようなことになりました。そこから眠気が起こってグダグダになる。
登れなくなる、走れなくなるのは、自分の実力で、よくわかっているつもりやったけど、そこではなく、走れるのに何で走らへんだのや???という区間、時間帯、そんなのが後半出てきた。とても悔いが残る。けど、あの時の自分の状態ではそうなってしまって、それも自分の今の力なのかなあと。
でも、自分のベストを出し切る!ってホンマに思って思ってやることが大事なんやと、強く思いがあればもっと進めたと思うし、もっと感動的なゴールを迎えてたんちがうかなと。
オーバーナイトにならないようなレースでは集中力を保ってプッシュし続けられるけど、僕にはロングレースをしっかりやりきる力はまだまだ無いなあと思いました。
気持ちを最後まで切らさずに進み続けれたら、ほんとに充実感にあふれたゴールが出来るんだろうなあと、、、、。いつかやってみたい。
3/4タイツの重要性
海外の選手は3/4タイツ(ひざ下までとか、腿までのやつ)を履いている選手が多いですが、あれけっこうええかもしれません。僕はpataのストライダープロショーツなんですが、夜の冷える時間帯は結構キツかった。防寒用として持って行ったスキンズのタイツは、ドロップバッグの一か所目で履いてみたものの、窮屈かつかなり暑く、足さばきもしにくく、数キロ進んですぐ脱いで短パンに戻すという結果に。。。
ストライダープロはポケットも多用するので、3/4タイツにするとそこがまた問題ですが、あれ、装備に入れとくとかなり使えるなと。ちょっと寒さも軽減されそうですし。足さばきも良さそう。次回ロングレースやるまでに(ってもう1年後ですが。。。)装備に入れたいです。
ストライダープロショーツは使える
僕はストライダープロショーツのポケットに、レイン下、防水グローブ(テムレス)、グローブ、ビーニーキャップ、アームゲイターを入れていました。なおかつゴミ袋としてポケット一つ使用。それぞれ重くないもの、かつ結構かさばってポケットがエエ意味でパンパンになるので揺れず快適に走れました。なおかつすぐ取り出して使える。今までザックのドライサックなどにレイン下など入れていたので、これはかなり使えるなと。フーディニジャケットも入れれると思います。(今回はレイン上のみでいったため持って行かず)
ジェフブラウニングのレースのショーツ具合から真似してやってみました。
ジェフがこのショーツの発案者ですもんね、流石。。。
ザックに入れる荷物も減らすことが出来るのでかなり使えるなと。
汗で濡れると嫌なので、薄くて小さいジップロックに入れて簡単に圧縮してポケットに入れていました。
あと、レシャップに出ていた選手は、ウエストバンドをうまく使っていました。トレッキングポールもうまくそこに収容していました。
ドロップバックポイントの時間の使い方を短縮する必要あり
2回ドロップバックのポイントがありましたが、1回目は20分くらい、2回目は30分以上時間が経過した気がします。
何をするか、箇条書きにした紙をドロップバックに入れて、迷いのないようにしたつもりですが、やはり無駄が多くなりました。
長く休むとレースからどうしても気持ちが一度緩んでしまう気がしました。
必要最小限な内容と言えば、
・ジェルなどのゴミを出す
・ライトの準備やバッテリーの確認
・脚のケア(ガーニーグとソックスの取り換え)
・シューズの取り換え
・補給食の補充
・ウエアの取り換え(夜間及び悪天に対応して)
年間1回くらいしか経験出来ないのでどうしてもなかなか慣れませんが、流れるようにエイドは通過したいものです。
後半は全く心拍が上がらなかった
身体の疲労からか、後半は心拍が全然上がらなかった。
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L'echappee Belle 2018 |
20時間以降くらいから110以下くらいです。
めちゃくちゃ低いです、いつものJOGより低い。
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utmb2017 |
去年のUTMB
今年のレシャップとほぼ同じ傾向で20時間くらいから心拍115くらい
UTMBの方が結構プッシュしていたのかな。走れるコースやったというのもある。
20時間以降、僕はガクンと落ちていることになる。
ここは改善点なのか、それとも人間の身体の素直な結果なのか。
正直20時間とか普段では行動しない長さやし。