2019年7月19日金曜日

Ultra Trail di Corsica②

第4エイドのCalacucciaから第5エイドのBalloneまでは16kで2100m登って、800mくらい降りる。このレースの一番メインのパート。


じわじわ進んで、何人かを抜いて、じわじわ進んでを繰り返す。
地面が土から岩の割合が増えてきた。
少しずつ山の稜線の景色が近づいてくるけど、全然やっぱり遠い。
何度もケータイで写真を撮ろうか、って思い、とりあえずmonte cintoまでは進まないとって思い留まるを繰り返す。
でもこれは撮らないと!って思って何枚か撮っていった。
遠くを見て、コースフラッグが置かれてるのを見つけて、そこへ進むを繰り返す。
だんだん暑くなってきた。でもまだめちゃくちゃ暑くも無い。
はなえさんに、monte cintoにかけては綺麗な山の水飲めるよって聞いていたけど、所々で綺麗な水が流れていて、ボトルにはまだ水があったけど飲んだ。冷たくて美味しい。
休むことなく歩く。


高度を上げるにつれて、全部岩!みたいになってきた。
ヨーロッパの山やと高度を上げるとこんな感じなんやろうか。
レシャッペのときも岩々していた。コルシカも岩々している。
岩の表面につけられている登山用のマークや、また岩の表面の凹凸と自分のリーチからルートを決めて登っていく。全部岩になってきた。


全部岩が当たり前に思えてきて普通に進んでいくけど、後ろを振り返るとすごい景色のところへ来てるなと一瞬だけやけど感動にひたる。 でもじっくり見渡す時間は前を急ぎたくて無い。



進んでいくと、とても綺麗な池というか湖があった。
こんなところに。めちゃくちゃ水が綺麗やった。
こんな美しいところがあるんやなあって、水の中へドボンしたいって思ったけど、
レース中なのでやらなかった。絶対気持ちええにきまってるけどやらなかった。
この湖の淵を回ってからさらに上に登る。




全部岩。
段々と登り方のコツをつかみ、コースフラッグを目安にはするにせよ、とにかく小さい岩は体重で崩れて力が分散するので、出来るだけしっかりした岩を足場に選んで登る。そうすると力が入る。前の選手は何回も足を取られて四苦八苦しているが、僕は問題なく進む。フランス人より自分の方が山慣れしてるやんと、ちょっと得意げに進んだ。
岩場を登っていると稜線にやっと出る。monte cintoの頂上はまだかなと思いながら、景色が素晴らしく、また写真を撮った。



美しいとしか表現出来ないけど、稜線に立つと周りのかっこいい山々がぶわーっと広がっていて、何度も凄いなあと感動する。
コルシカでもmonte cintoは有名な山なのでか、このセクションはしばらく進むごとに登山をしている人たちともすれ違う。エクスキュゼモアとボンジュールとメルシーしか言えないけど、すれ違うときは岩場で危ないし慎重に進んだ。こちらの登山者は長袖長ズボンではなくて、みんなザックは大きいけど半そで半ズボンが多い。めちゃくちゃ暑いから当然かもしれない。皆、このレースのことを知ってくれているのか、ブラボーとか言ってくれて応援してくれる。こんな急な傾斜なところをあんなにでかいザックで登ったり下ったり、めちゃくちゃしんどいやろなあと感心した。

稜線からはすぐに降りになって、ずっと先まで行き先が見える。monte cintoの山頂通ってないんやけどなあって思いながら、ガレガレのところを降りていく。写真を撮っていたらさっき登りで抜いた選手はずいぶん先に離れて見えなくなった。レース中間というのもあったけど、足場が悪いのもあるし、レースレースしたガツガツ感が無くなっていて、そにかく安全に降りようって感じやったけど、降りのリズムが悪いし、あいからずガレ場下手やなと思いながら、先のコースフラッグを見つけては、岩場のルートをイメージして下って行った。800一気に降りるので結構長い。
後からさえさんに聞いたら、このレースではmonte cinto の山頂まではいかないルートになってるみたい。
段々と平になってきた。流石にリズム上げないとって思って、走るようにして前の選手出てこいって思って進むと、ええ感じのリズムの選手を遠くに見つけて、それを目標に進む。段々追いついたので、抜かしてさらに前を急ぐ。しばらくしたら48k地点の第5エイドのballoneへ。ムーブスカウントを後から見ると、10:15くらい。計画では11:10なので順調ではあったようやけど、ここらへんまでくると山をどうやって進もうかに意識が向いていて、ペース配分をどうこうって感じではなくなってきていた。それにショックやったのがこの時点で前に若い女性選手がいた。もちろんサポート受けているセミプロの選手ってわけではない。ちょっとショックを受けつつ、先を急がないとって進む。ぶわーっと広がる草原的な下りをマーキングを探して進む。マーキング無いけど、ルートっぽいコースを進んでると、なんかおかしい感じがして、時計のナビゲーションを見たら明らかにコースを外れていて、かなり左前方に少し前に抜かした選手が見えたのでコースじゃないけど草原をつっきって戻る。マーキングの間隔が結構広いので、注意しないと危ない。
ここから第6チェックポイントのCiottulu di i moriまでは600mくらい昇るんやけど、600mって言ったら伊賀で例えると霊山寺から霊山2回でおつりがくるやんてイメージで、サクッと行けるかなと思ったら、また岩場をガシガシ行く感じで、これ600mかいホンマにってかなり疲れてくる。時刻も12時近くなり、日差しもきつく暑い。

岩場の登りで疲れてへばってる選手もたまに出てきた。
座り込んでいる選手に、さえさんに教えてもらった、クラージュ!(がんばろう)って声をかけたら少し笑顔になってくれた。相手に言いながら、自分にもゆうてる感じでもある。暑いけど、登りはガシガシ行ける感じはある。

岩場を登ると、また草場が広がってるようなところがあり、牛が結構な高度のところにポツンポツンと出てきて、なんで居るのかなと、地味にびっくりした。
こんなところで飼われてるのかな~ でもそれにしては広すぎて牛見つけるのにも一苦労やけどなあと不思議は解決されないまま進む。




第6チェックポイントのCiottulu di i moriには約12時間で到着していた。計画では12:45。どんなチェックポイントやったか思い出せないけど、ペースは崩れずに進めていたとゆうことみたい。
つぎは第7エイドのVerghju。ここではドロップバッグがある。さえさんも応援に来てくれるポイント。

ここらへんからおそらくGR20なんだろうなと思うトレイルに入ってきた。
今までのような岩々した感じではなく、周りには木も増えてきて、イメージ的にはアメリカのウエスタンステイツに出てきそうな山々が周りに増えてきた。例えがおかしいかもしれないけど、レース前にネットでウエスタンステイツの速報ばっかり見ていたからかもしれない。シングルトラックを進んでいく。リズムよく進めるからか、このあたりの写真を1枚も撮っていなかった。。

ハイカーも増えてきて、カップルや男性2人組、女性2人組、など比較的若い人が多い。本当に人気のコースなのか、かなりの頻度ですれ違う。
かなり暑くもなってきた。エキュスキュゼモアって言う自分の声もだんだん疲れてきた。太ももあたりもかなり熟成されてきた。脚が熱い。第7エイドは61kなので、だいたい中間、抑えて行けたらというところやけど、この脚の成熟具合は全然抑えれてはないやろと不安になってくる。暑くてエネモチは食べにくくなってきて、ライスピュレは味がりんごで食感も比較的食べやすかった。ボトルの水も暖かくなってきて沢を通るときは水で体を濡らしてアイシングする。
だんだんしっかり走れなくなってきて、後ろから抜かれて着いていこうとするけど身体が熱い。これは着いていけないけど、歩いてはいかんとなんとか平坦とくだりだけはjogして微妙な登りは歩くを繰り返す。前の選手は遠くにはなったけどそれから距離は離れないので、たぶんみんなしんどいんやろなあと思った。ここらへんは足元はシングルトラックで、まわりも木々があり、とおくには雄大な景色が広がるのでとてもロングハイクには良いところやと思った、がその時の僕には走れるコースがしばらく続いて、暑さと疲れで重くなった体から、今これしんどいなあ、ちょっと後半大丈夫かこれって思いばっかりが出てきた。暑い。

ダラダラとしか進めなくとも粘っていたらトレイルから林道、ロードになり、建物が見えて第7エイドのVerghjuが見えた。さえさんが道で待ってくれていて、一緒に走りながらエイドに向かう。初めてくる土地なのに、ちゃんと第4エイドから第7エイドに自転車で移動して到着しているのがすごいなあと感心する。とゆうかめちゃくちゃ暑い。


みんな周りへばってるよって教えてくれる。何番くらいですかって聞いて40番~50番くらいかなってことだった。エイドでめちゃくちゃ元気でテンション高いおっちゃんがどこから来た?ジャポネか?って声をかけてくれてとりあえず座れ、何が欲しいって聞いてくれる。コカ、シルブプレってゆうて、コーラを貰う。コカシルブプレでお替り頼んだら、いや違う、これだろう!と酒を進めてきたが、絶対無理ですってノンメルシーと伝えた。テンション高く対応するけどかなり疲れていっぱいいっぱい。
そうしていたらさえさんがドロップバッグを持ってきてくれた。
一瞬、え???となって、ここがドロップバックのエイドなのを忘れていた。かなり疲れてるんやな自分、と思った。
暑くてもう気持ちは面倒さばかり出てくるけどそんなことはゆうてられへんので、バッグからこれから暑いので日焼け止めをしっかり塗る。さえさんに水を入れてもらい、補給食をドロップバックから入れてもらう。なんかおっちゃんが色々ゆうていて、さえさんも話していたけど、後から聞いたらなんでここに来て日焼け止め?美白??デリケートなんだねって思ったってゆうてたけど、僕は日焼けで肌が熱くなって体力を消耗したくないから塗ってたってゆう。周りから見たら、何をやってるんだろうってちょっとおかしかったみたい。。笑






トップから3位までは別格の走り。トップ10はやっぱり全然走りが違うってさえさんは話してくれた。

靴下とガーニーグを取り出して、靴を脱いで交換する。足裏のダメージは長いレースでは自分的には絶対避けたいので、10時間越えたらデポがあれば絶対ケアする。ガーニーグーはかなり良くて、水膨れなどはほぼ起きない。

エイドのパスタやバナナ、オレンジ、コーラ、しっかり補給する。
時間は13:50くらい。ここらへんで計画の時間と一緒になっている。さえさんに10分もまだエイドで経ってないですよね?って聞いて、そんなに休んでないことに安心して、先を急がないっとって思ってもう出ますって伝えた。自分がしんどくなってきていて、言い方もあんまり余裕が無くなってきていて、こんなに遠くまできてもらっているのに、もっと楽しく振舞えたらいいんやけどってエイドを後にしてからちょっと反省する。
トレイルに入るまでさえさんも一緒に走ってくれる。




ここからあと50k。とにかく暑くてまずは次のエイドやなって気持ちを入れる。思い切り上げたセクションはないので、潰れては無いし、進むことは大丈夫やけど、この脚の熟成具合はどうなんやろうかと思いながら進んだ。
ここから第8エイドのninuまでは平坦からの600mアップ。

Ultra Trail di Corsica③につづく

2019年7月14日日曜日

Ultra Trail di Corsica①

Ultra Trail di Corsicaは24時間15分46秒、29位、無事に完走出来ました。
約110k、累積7000m、コルシカ島の山は険しくて、とても綺麗でした。
年に一度のヨーロッパの山レースを、怪我無く完走出来て、本当に良かったし、こんな凄い景色の中を進んでること自体がとても貴重な時間やなと、世界にはこんな場所もあるんやなと、普段の生活から飛び出している自分がとても幸せに感じました。

また、充実した気持ちと同時に、トップは15時間41分29秒と、自分より8時間半近く速く、どうやったらそんなに速く進めるのか、全く想像がつかないタイムで、あまりにも力の差があり愕然としました。レーススタート後も中盤まで抑えて進むプランとはいえ、スタートからだいたい120番くらいで全体の中間くらいと、なかなか厳しいレース展開でした。目標タイムは22時間やったので、だいたい2時間弱遅れる結果でした。
思っていたよりも暑かったこともありますが、天候はずっと晴れていて、最高でした。
レースのことを忘れないように振り返っていきます。

7/4の23時にcorteの街をレースはスタートします。7/4は朝からゆっくり過ごして、14時からcorteの街の少しはずれにあるスーパーマーケットcasinoで受付があるので散歩がてら行きました。

14前に到着するとスーパーの入り口から参加者が並んでいます。
受付の人が寄ってきて、japoneか?!とおくから来たな!と言われ、コルシカのレースには3回出てる日本人女性がいるぞ!って教えてくれました。
受付を済まし、bibとlivetrailのタグを貰い、あれ参加グッズくれへんのかなって思って、ゴールしてからかなあと思っていたら、このレースに参加するもう一人の日本人で3回目の出場の渋谷はなえさんも受付に来ていて、話しかけてくれた。
一昨年、ウルトラを走ってdnf、去年はショートコースに出て、今年はウルトラでリベンジですって話されていた。コルシカに3回もレースで来ているって、めちゃくちゃマニアックな人もいるんやなあって、エネルギッシュさにびっくり。話していても、とても活発で前向きな人だなあってすぐにわかる。
参加グッズくれないんですかねえ?って聞いたら、別会場の体育館でくれるってfbに書いてあったよね?と。まじか、全然フランス語訳して読んでなかったなと、渋谷さんに会っていなかったら記念Tシャツとか貰いそこねてたなととてもラッキーな自分に嬉しくなった。

参加グッズ、Tシャツにワイン、クッキーなどなど。
体育館がなんだか去年レシャップで仮眠所で使わせてもらったところと作りが似ていた。

そこからはなえさんと話しながら宿へ戻り、レーススタートまで仮眠。
なかなか、とゆうか全然寝れなかった。
普段考えないような、思い出さないような昔のことを考えたりしてぼーっとして過ごした。
23時スタートなので、22時くらいにはアパートを出る。
21時くらいから、準備開始して、篠原さんから頂いたドライフードでお粥を食べる。うまい。味付けがイタリア風、中華風と種類があり、3種類食べた。
それからテーピングして、ガーニーグー。bibをつけて、ライトチェックして、補給食確認して、ドロップバックをもってアパートを後にした。
夜やけど半そで半ズボンで全然暖かい。

会場へ、もう人が集まっている。
スタートはcorteのメイン通りのロータリーから。
21時くらいまで日が出ているので、まだまだ夕食を楽しんでいる人がメイン通りにはたくさんいる。

ちょうど歩いていたらはなえさんに会った。
レースのことや、色々話しながら、スタートを待つ。
かなり人が集まってきた。
はなえさんと記念撮影。



15分くらい前になって前に並びたかったので、お互いの健闘を称えつつお別れした。3列目くらいに並ぶ。




スタート5分くらい前になって、utmbのスタート前の音楽がかかってきた。おお、かなり盛り上がる。そしてmcの男性がかなりテンション高く盛り上げ、さながらutmbの小さい版のような雰囲気になってきた。言葉がわからないけど、たぶん10、9、8、7・・・ってカウントダウンが始まった。始まるな~!!!!
スタート!煙がたかれて、みんなめっちゃスタートから飛ばしていた。街の人もたくさんいて両脇の沿道の声援も結構すごい。
興奮して走っていたけど、どう考えても飛ばしたらあかんので、マイペースでJOGしていたらみるみる100人くらいに抜かれた。街の階段を上がっていき、山へ行くのやけどみんな走っている。歩いてる人はほんの少しやったが、僕も階段は歩いた。
corteは階段が多くて起伏が多い街。なので山へ行くまでのちょっとの距離でも疲れそうやな~と思っていたけど、やっぱりアドレナリンが出ているからか、全然しんどくなかった。
心拍も135~138くらい。ええ、ええ、こんくらいでいこう。そんな感じで山へ入っていった。
レースの高低図



スタートから第1エイドのPaduleまでは7kで1300m登る。ずっと登り。3日前に逆走して試走してあったんで、これいきなり疲れてたらアカンとこやなあと思って、抑えて抑えて登る。ちょうどええ感じのペースの位置に入って疲れないペースで進む。とゆうても心拍140手前くらいまで上がったりもするくらい。練習でゆうたらそれはまあまあ頑張ってるときの心拍値。やけど120位くらいの中間の位置。けっこうゼエゼエいっててしんどそうな人もいるけど、日本では相当抑えないとこんな位置にはならないし、utmb、レシャッペの時と同様、日本とはレベルが違う。
まだ最初、疲れるなよ俺と何度も考えながら進んでいたら、思っていたよりも進んでいて、あれ?もう着いた?って感じでPaduleに着いた。7k、予想タイム2:30のところ1:50くらいなので、順位は遅いけど、予定よりも早い。
中位やからエイドも結構人がいて、あんまりグチャグチャなりたくないので、少し補給してすぐ出発。
ここから少し登って、しばらく平坦な林道や走ろうと思えば走れるコースになる。山はシングルトラックとかではなく、木があんまり生えてなくて、岩がちらほらあって、マーキングが置かれててそれを目指して進む、みたいな感じ。登りから平坦になって、自分の脚の状態を確かめる。まあまあ良さそう。最近フクラハギが調子が良くなくて、彩の国から追い込んだ練習が出来なかったのもあり、不安やったので、フクラハギを確かめるのもあり、corteで2回山を走った。(単純にコルシカの山をレース以外でも味わいたいのもあったが)流石に、2回目の後はかなり足が疲れて、これレースに支障出るんと違うかと思っていたので、ちょっと安心した。
コースはマーキング見つけないとどこ行けば良いかわからないところもある。たまに山の中に入っては林道に出て、を繰り返す感じ。完全にjogペース、下りが遅い女性ランナーに4人くらいついていってて、自分は最後尾で流石にこれは遅すぎる、まあでも先は長いしなと思いながら、今いる順位はこうゆう走力の選手なんやからだいぶと後ろだなあとか思う。
基本平坦やけど、エネルギー使いたくないから、ストック使いながら走る。ちょっと何気に怠かったりで心配になる。
そんなこんなで2つ目のエイドBoniacceに到着。林道の途中にあった。14k、予測タイム3:45、経過は2:50くらい。1時間弱速い。けどペースは全然遅い。
バナナとパウンドケーキを食べて先を急ぐ。

ここから次のチェックポイントのPinadelluまではほとんど記憶が無くて、予測4:50のところ、だいたい4:10くらいで通過していた。夜間で景色が見えないのもあり、ただただ坦々と進むことに集中していた。出来るだけ疲れないようにそれだけ考えていた。走りやすいトレイルのつづら折りでずっと降りていくところは覚えていて、日本でも良くある感じやった。だんだんと山から下りてきているのがわかって、ただ違うのは地面に石や岩が多い。イバラのついた草も多くて困る。ここらへんになると単独走行になった。しばらく進むとロードに出て、大きな池の周りをぐるっと進む。街に入ってきた。ロードを走ると体の疲れ具合がわかる。次は4つ目のエイドCalacuccia、32k地点。ここからガツンとmonte cintoの山へ登る。が、ロードを走る脚は軽くて仕方がないわけではなく、ちょっと疲れてきていた。キロ5も出せていない。キロ7よりは速い感じ。とにかく惰性で力まず進もうと意識して進む。街から、Calacucciaへ続く小さなトレイルを進み4つ目のエイドCalacucciaへ到着。
ここは、さえさんが応援に来てくれているところで、エイドに入る前のところで待ってくれていた。たぶんずっとここで来る選手来る選手を見ていてくれたんだろうなと思う。トップはどれくらい前ですかって聞いたら3時間くらい前とのこと。今6時間と少しやから約倍速。トップはhokaの選手、itraポイント860くらいの選手で、やっぱめちゃくちゃ速いなあって、こんなにも違うのかとちょっと衝撃を受ける。
32k、予測6:30、経過6:10、20分くらい速いけどだんだん余裕貯金が無くなってきている。
さえさんは、周りの選手もしっかり休んでいるよって教えてくれた。ストックを持ってもらって、座ってバナナとかオレンジを食べる。

ここから次のエイドBalloneまでは16kで2100登る、だいたい4:30はかかるので、しっかり補給する。水も、2つのボトルに加えて、hydrapakのサブのフラスク1個にも入れる。さえさんに入れてもらった。だんだん朝になってきていた。ここからやな~と思いながら、長居は出来ない。エイドでゆっくりするとレースから気持ちが少し離れてしまう気がするので休むのが怖いのもある。もう行きますってさえさんに伝えると少し一緒に走って着いてきてくれた。monte cinto は登りもきついけど、その後の長い降りで脚がやられるから気を付けてって教えてくれた。さえさんは昨日corteから自転車でここまで移動してmonte cintoに登っていたのです。わかりました!って答えながら、monte cinto から降ったってことはその後自転車どうやってピックしたのかなあとかちょっと考えながらも進む。街から山へ、途中プチ迷いしつつ、原則元に戻るを忠実に行い大きなロスト無く進む。
本格的に夜が明けてきた。
前にドカーンとmonte cintoの山がある。あれに登るんやなあって、だいぶと遠いなあって思う。




途中、レース以外で山に来ていて、朝日を眺めている人たちもいた。景色が雄大で、これはええよなあって僕も思う。
視界が開けるので、前の選手も遠くにやけど見えるようになる。ちょっとずつ拾っていこうって思いながらちょっとペースを上げていく。
明るくなって、体調も良いので、よーし行くぞって少しずつ気持ちが上がってきた。

(Ultra Trail di Corsica②へ続く)

2019年7月4日木曜日

コルシカ②

7/1、朝から山へ行ってきました。
7/2,7/3は脚を休めるために街を散歩。
7/3には、さえさんがグルノーブルから来てくれた。久しぶりに日本語使えて沢山話しました笑 日本にいると、人と話せて当たり前やし、コミュニケーションとれることに有り難みなんて感じないし、ましてや必要以上にコミュニケーションとらんくてもええやん、とか思ったりもするけど、自分の気持ちを相手に伝えることが出来るってとても有り難いんやなあと感じます。フランス人や海外の人には、僕は言葉が出来ないから細かな思っていることは伝えることが出来ないので、やっぱり限界とゆうか寂しさを感じます。言葉ができればもっと打ち解けられるし、たくさん聞いたり伝えたりできるのになあと。

7/1は、レースで1つ目のエイドになるpajuleを通って、レースコースを逆走するコースで山へ。
18kで累積1400。標高1700mぐらいまで登りました。4時間半くらいかかって、結構身体も疲れた。レースコースはスタートから7kで1,300mくらい登るので、これはほんまにじわじわ進んだ方が良いなと、帰り逆走しながら痛感しました。
そんなことを考えながらもやっぱり稜線や、標高が高いところの景色はほんまにすごいなあと感動しました。



















ここのパートは23時スタートなので夜通ります。なので、日中に来れて良かった。

コースにはmonte cintoってゆう大きな山や、中盤からはGR20のトレイルも走ることが出来ます。

今日7/4 23時スタートで、あとは受付して、仮眠して走るだけです。

うまく走れるんかなあとか、バテずに行けるんかなあとか、色々考えたりしますが、コルシカの山を走れること自体それだけで十分に楽しいし、自分にとっては全てが新しいんで、難しいこととかあんまし考えずに、しっかり味わって、それで完走してきたいと思います。

速報はlivetrailで見れます。
ゴールまで、たぶん早くても22時間はかかると思うので、ブログ読んでくれている人は、良かったら見てください。


頑張ってきます。


2019年7月3日水曜日

コルシカ①

日本からフランスCDG空港まで直行便で約13時間、それから国内線で乗り継いでajaccioには6/29の20:00くらいに到着しました。直行便は値段が少し高いですが、とても楽でした。air franceだからか、機内食もなかなか美味しかったです。最初のご飯でオレンジジュースをこぼしてしまい、最悪!と声を出してしまいましたが、altra vanishを履いていたからか、アッパーの速乾性が素晴らしく、そして履いていたsmartwoolのソックスも乾きが早く、7時間くらい経ったら全く快適に乾いていました。vanishは通気性抜群なので長距離移動など足が蒸れないのでとても良いです。

国内線の乗り継ぎもスムーズに進み



CDG空港からajaccio空港に2時間ほどで到着。フランスに着いて、まずめちゃくちゃ暑いなと、聞いてはいたけどホンマに暑いな!とゆう感じでした。サウナ練とかしてないしなぁとかちょっと心配になるくらいでした。







空港のパン屋でハムサンドとアップルパイで軽めの夕食をとり、タクシーでホテルまで移動。運転がめちゃくちゃ荒くて後ろ座席で右へ左へGがかかりました。正面のガラスヒビ入ってるままやし、これこのままやったら割れてしまうぞって思いながら到着。
ホテルにもレストランがあったのでここでも夕食。





翌朝、目が覚めて、コルテ行きの列車まで時間があったので、朝ランしてきました。
先週末、ブンさんと最後の山練をしてもらい、京都の山を走ってからはジムのトレミで30分くらい走っただけで、ふくらはぎにじゃっかんの不安があったのですが、様子見がてら。
特に違和感なく、1hくらいjogできました。







ajaccioはコルシカ島でも一番のリゾート地やと思われ、街はお店もたくさんありました。朝からマルシェの準備がされておりました。
ホテルへ戻り、コーヒーを飲んで、支度をしてチェックアウト。
ajaccioからcorteまでは列車で向かいます。
les salinesとゆう駅。無人駅です。


切符は乗ってから車掌さんから買います。車掌さんぽい人がいなくて、普通にキャップ被ってサングラスしてるお兄ちゃんが車掌やったので最初はわからなかった。。
2時間ほど移動します。


だんだんと周りは山ばかりになってきて、逆側の窓からは岩岩した、みるからに激しい感じの山が増えてきた。僕の窓からはそこまで大っきくない山。



corteの駅に到着。
めちゃくちゃ暑い!!!これはほんまに暑いなあと。





corteではアパートに泊まります。
到着前に電話かメールをしてくださいとbooking.comのアパートのページに載っていたので、メールを駅へ着いてすぐに送ったので、指定の場所に行ったけど誰もそれらしき人がいない。
うろうろ探して、近くにいる人にアパートの場所はどこですかって聞いてもここらへんで間違いなさそう。ほんまに人を見つけられないので、予約票を近くのレストランにいた人に見せて相談したら、電話かけてあげるよってことで、電話をかけてくれて、ここに10分くらいで来るとのこと。おぉ、めちゃくちゃ助かった。。。
アパートのオーナー到着。鍵をくれて部屋を案内してくれて無事に宿につけました。


部屋が三室あってとても快適。
荷物をひとまずおろして、まだ昼の12時くらいやったので、スーパーで買い出しをしてから、事前に調べてあった3つくらいのトレイルコースから1番簡単に帰ってこれそうなコースに行ってみようと準備。

地図とコンパス、 suuntoのアンビットにもルートを入れて準備してありました。
とても暑いなか、異国の山、初めてのコースにわくわくと心配。










コースの標識は無くて、アンビットのログでめちゃくちゃ助けられました。
木がほとんど生えていないので、景色もええですが、めちゃくちゃ暑い。。
18kで累積600くらいやのに、最後は暑くてバテバテでロードの微妙な登りも全歩き、これ、俺大丈夫なんかい!って不安になりました。。
でも、街に戻ってきたら、初めてのコースというのもあり、無事帰れてホッとしました。ナポレオンの銅像があります。コルシカ島でナポレオンは生まれたらしいです。

疲れて少し部屋で休んでから、せっかく来てるんやしとぶらぶらして夕食へ。フランスは21時くらいまで明るいのです。





U MUSEU とゆうレストランに行きました。とても雰囲気良かったので、ちょっと緊張しながら入ったら誰も客がいない。4人くらいだけが食事していて、19時からなので、座って待っていてよと言われて、ああ、店員さんがまかないを食べてるんやなと。18:45くらいに店に入ってしまっていたのです。

店員の女の子はワンピースにスニーカーと、なんだかとてもお洒落で雑誌のスナップに出てきそうな。
料理も美味しかったし、レモネードにミントを入れた飲み物、名前忘れたけど、スッキリとして美味しかったです。

6/29,6/30を無事に過ごして、7/1〜に続きます。

現在7/3ですが、無事に生活しています!

2019年6月29日土曜日

夏の海外レース コルシカ島へ

今日、6月29日から今年の海外レース、コルシカ島へ行ってきます。

レースは、第11回restonica trail、その中のultra trail di corsicaという約110kのレースを走ります。

旅の日程は、
6/29 日本出発
6/29 コルシカ島 ajaccio着
6/30 ajaccioからcorteへ移動
7/4 23時 レーススタート
7/6 corteからajaccioへ移動
7/7 ajaccio空港-オルリー空港-CDG空港
7/8 日本着

コルシカは、友達のしょうやんに教えてもらったレースです。
昨年からもう1年、とても早いです。
また、今年も休みをもらって、日常とは違ったところへ行けることに感謝です。
ホームページを見たりして、やっぱり山は凄そうです。景色や、地面の感じも。
日本人は自分を含めて2名、周りはほとんどフランスの選手かな。そんな状況にもわくわくします。
移動もうまく出来るかなあ、普段食べたことのないものを食べてみたい、などなど不安と楽しみ両方です。

正直、言葉もほとんど出来ませんので、楽しいことばかりではありませんが、山もそうであるように、キツくて楽しい、苦労して楽しい、とゆうのも自分としては魅力を感じてます。英語くらいもっと出来ればええのですが、、、まあ、たらればはゆうてもあきません。サッカーの本田選手みたいに発音うまくなくても気持ちが大事やなあと思うので、積極的にコミュニケーションしてきます^ ^

それでは行ってきます!