だんだん左のアキレス腱まわりが疲労からと思われる鈍痛があり、平坦はテンポ良い走りが出来なかったけど、「いち、に」「いち、に」と自分でテンポをとるようにして、遅くてもリズムを心がけて止まらないようにした。
CP5、63.8k地点に前を捉えることもなく到着。後からみるとこの区間では2:20の予定が2:45かかっていた。想定では8時間のところ、8時間55分。全体的に想定タイムが早かったのやなあと思う。
エイドに到着すると前の選手が2人くらいいた。よっしゃ!と思いきや後ろからも3人すぐに来た。やっぱ全然後ろ離れてなかったんやなと、ここらへんまできたらみんな同じくらいの実力やしなあ、なんて考えながら、次のCP6まではほぼロードなので水は少し、後はバナナ、オレンジ、コーラを飲んで出発。後半はエイドで水、バナナ、オレンジ、コーラを補給がパターンになっていました。どうしても疲れてくるとおにぎりや甘いお菓子系を食べる気になかなかなりません。
そこから入り江的な海に面したロードを走ると、後ろからアフリカ系の選手に抜かれた。背も僕より大きくて、身体つきをみてもどうみても速そう。もう着いていけへんわな、とか思ったけど、無理してリズムを合わしてついていってみた。そうすると4kくらい進むと落ちてきたみたいで、抜いて進む。ロードがちょっとわかりにくくて、たまに周りを間違っていないか見渡したり、スントのナビゲーションを確認したりして進む。
ロードが終わって、またトレイルへ。ガシガシ登っていたら、また後ろから選手が。さっき抜いたアフリカ系の選手。あっとゆう間に置いていかれて全然着いていけない。さすがにペースが違い過ぎるので追いかける気も起らなかった。平坦はきついけど、登りは相変わらずリズムが良いのでそのまま進む。一人アジア系の選手を抜けた。ここら辺まで来ると、目の前に選手の後ろ姿が見えるとまた目標が出来て抜くぞ!と元気になる。
CP6,72.4k地点に到着。(後から確認するとCP5から1:00予定のところ1:15、9時間想定が10時間10分。)ここでも前の選手が2人くらいいた。心の中でヨッシャ!となる。ここからが最後の激しい区間やと思っていたのでしっかり補給してリスタート。リズムよく登っていたらさっきエイドにいてスタートしたヨーロッパ系の選手。抜けそうなので、登りもゆっくりやけど走って後ろから気配を感じさせたら向こうも合わせて走ってくる。けど、しばらく続けていたら諦めたみたいで抜けた。前半やったら歩いていたような登りも調子が上がってきてゆっくりやけど走れる、これはイケるな!とテンションが上がる。ここからは稜線で、南下には香港の街がみえてとても景色が良かった。写真を撮ろうか迷ったけど、リズムも上がっていたし、ドライサックのなかからケータイを取り出すタイムロスをする気にもならずに今回は写真ゼロでオールアウトや!と心の中で呟く。けど、後から思い出したり写真あると出来るよなあとか思いながら、でもやめとこう、となった。
ここからは固い土の階段がず~っと稜線に続いていて、これがトレイルなら最高なんやけど、それにしても景色が素晴らしい!
1人抜いて、そしたら前に抜かれたアフリカ系の選手が見えた。今度は抜いても着いてこない。かなりしんどそう。どこから来たんだ?と話てくれて、日本と答えるとこの選手はフランスからってゆうていた。レシャッペに出たことがあって、来年コルシカのレースに出るよ、くらいしか話せず、ここでも英語力の無さを痛感。
そのまま進んで、アップダウンがつづく稜線をずっと進む。ここは景色が良いので気持ちは良いけど、とにかく長い。長いな!とか思いながら、ここまで来たらプッシュや!と平坦もぎこちない脚でリズムを取って進む。ようやく長い降りにさしかかり、下りの脚が結構きつくなってきた。
最後のエイド、CP7,84.6k地点に到着(1:40想定で約1:40、10時間40分想定が11時間50分)
もうここまで来たら最後プッシュしてゴールしたいし、絶対後ろには抜かれたくないし一人でも前を抜きたいと補給をして急いでスタート。
このレースは累積5000mくらい昇るのやけど、スントで累積4800mくらいまで来ていて、あと200やったら押し通すぞとやる気をだす。CP7スタートしてずっと急な登りやけどちらっと後ろみるとエイドに選手が入っていく影がみえた。リスタートする前に自分の姿を見えないところまで行っとかないと!と頑張る。もうここまで来たら登山している一般の人にも広東語で挨拶する余裕が無くなってきた。とにかくゴールしたい。山のピークまで見えているのであこまで頑張れば!と思って頑張る。右の太ももの前側やフクラハギもつってきて、漢方薬や塩熱サプリ、ジェルを飲んで最後までもってくれよと願う。
ピークを過ぎて、下りへ。よっしゃ!と思い駆け降りる。下にゴールがある街が見えている。やっと終わる!と思う。しかし何度か微妙な登りがある。またある。もう早く降りたい。
街っぽい、公園の舗装的なのが出てきて終わりの感じがしてきた。
でもまだ微妙に登らされる。こんなん高低図にあったか?!と思いながら、早く終わりたいから頑張る。今日はここ最近のレースでは頑張った!集中力を落とす時間帯も少なかった。タイムはまあアカンけど。頑張ったなあと思いながら最後の階段を降りると前に選手が。日本人やん、しかも大瀬さんと違う。大瀬さん以外に速い人はエントリーしてる感じが無かったので、最後の最後でなんか残念な気持ちになる。(すいません、素直な気持ちです)そしてトレイル終わってから最後の1kくらいで抜かすのはどうなんやろ、、、とか思っていると、その選手は僕に気づいてギアを上げた。全然着いていける速さではなく、諦めた。
知らない日本人選手に負けたけど、頑張ったなあと思いながらゴール!
長かった、やった~~~!となった。
タイムは12:38くらい。想定より1:10くらい遅れました。
50マイルでは4位。50/50と合わせた全体では10位かな?
ここ最近のレースでは、特に充実感があるゴールでした。
タイムはアカンかったけど、粘っていけたと思う。
ゴール後、香港のクラフトビールを飲むことが出来、ほんまに美味しかった。
大瀬さんと、前にゴールした日本人の北村君とレースのことを話した。
大瀬さんはジュリアンショリエと競り合って2位(翌日の50kで大瀬さんはジュリアンを逆転し優勝!)。40kくらいのロードではジュリアンとキロ4くらいで並走してたらしい。。。そしてタイムは10:50くらい。僕は1:40以上離れている。日本のトップランナーとは猛烈な差があるんやなと、圧倒された。
そして北村君はトレイル始めて3年くらいでマレーシア在住とのこと。フルマラソンは2:40、やっぱ速い人なんやなあと納得。アジアトレイルマスターズのレースで水越さんのことも知っているみたい。北村君は50/50で一日目6位、2日目3位で総合5位!!!30代前半で若いし、たぶんこれからもっと強くなる人なんだろうなあと思う。メンタルも話している感じとてもしっかりしていて強くなりそうな感じがしました。
大瀬さん、北村くんとしばらく、レースやトレイルの話をゆっくり出来てええ時間が過ごせた。大瀬さんは海外選手や、チームサロモンの選手とも気さくに話していて、なんかスタンスが外向きというか、ポジティブな感じがする。ジュリアンと、明日は何時間で走るんだ?負けないよ、みたいな話をしていたらしい。
その後、久保さんのゴールを待ち、北村君がタクシー(白タク、アプリで呼べる、レクサスが来た(笑))を呼んでくれて、ホテルまで4人で帰った。
少し休んで、僕は明日早朝帰る予定なので、夕方から香港の街を探索しようと、電車にのってぶらぶらして中華を食べて帰ってきました。
翌日は朝から山へ行ってみようかと事前に調べてありましたが疲れて行けず、2kくらいホテルの周りの沙田の街を走りました。
香港、またぜひとも来たいと思いました。楽しい時間でした(^^)/
CP5、63.8k地点に前を捉えることもなく到着。後からみるとこの区間では2:20の予定が2:45かかっていた。想定では8時間のところ、8時間55分。全体的に想定タイムが早かったのやなあと思う。
エイドに到着すると前の選手が2人くらいいた。よっしゃ!と思いきや後ろからも3人すぐに来た。やっぱ全然後ろ離れてなかったんやなと、ここらへんまできたらみんな同じくらいの実力やしなあ、なんて考えながら、次のCP6まではほぼロードなので水は少し、後はバナナ、オレンジ、コーラを飲んで出発。後半はエイドで水、バナナ、オレンジ、コーラを補給がパターンになっていました。どうしても疲れてくるとおにぎりや甘いお菓子系を食べる気になかなかなりません。
そこから入り江的な海に面したロードを走ると、後ろからアフリカ系の選手に抜かれた。背も僕より大きくて、身体つきをみてもどうみても速そう。もう着いていけへんわな、とか思ったけど、無理してリズムを合わしてついていってみた。そうすると4kくらい進むと落ちてきたみたいで、抜いて進む。ロードがちょっとわかりにくくて、たまに周りを間違っていないか見渡したり、スントのナビゲーションを確認したりして進む。
ロードが終わって、またトレイルへ。ガシガシ登っていたら、また後ろから選手が。さっき抜いたアフリカ系の選手。あっとゆう間に置いていかれて全然着いていけない。さすがにペースが違い過ぎるので追いかける気も起らなかった。平坦はきついけど、登りは相変わらずリズムが良いのでそのまま進む。一人アジア系の選手を抜けた。ここら辺まで来ると、目の前に選手の後ろ姿が見えるとまた目標が出来て抜くぞ!と元気になる。
CP6,72.4k地点に到着。(後から確認するとCP5から1:00予定のところ1:15、9時間想定が10時間10分。)ここでも前の選手が2人くらいいた。心の中でヨッシャ!となる。ここからが最後の激しい区間やと思っていたのでしっかり補給してリスタート。リズムよく登っていたらさっきエイドにいてスタートしたヨーロッパ系の選手。抜けそうなので、登りもゆっくりやけど走って後ろから気配を感じさせたら向こうも合わせて走ってくる。けど、しばらく続けていたら諦めたみたいで抜けた。前半やったら歩いていたような登りも調子が上がってきてゆっくりやけど走れる、これはイケるな!とテンションが上がる。ここからは稜線で、南下には香港の街がみえてとても景色が良かった。写真を撮ろうか迷ったけど、リズムも上がっていたし、ドライサックのなかからケータイを取り出すタイムロスをする気にもならずに今回は写真ゼロでオールアウトや!と心の中で呟く。けど、後から思い出したり写真あると出来るよなあとか思いながら、でもやめとこう、となった。
ここからは固い土の階段がず~っと稜線に続いていて、これがトレイルなら最高なんやけど、それにしても景色が素晴らしい!
1人抜いて、そしたら前に抜かれたアフリカ系の選手が見えた。今度は抜いても着いてこない。かなりしんどそう。どこから来たんだ?と話てくれて、日本と答えるとこの選手はフランスからってゆうていた。レシャッペに出たことがあって、来年コルシカのレースに出るよ、くらいしか話せず、ここでも英語力の無さを痛感。
そのまま進んで、アップダウンがつづく稜線をずっと進む。ここは景色が良いので気持ちは良いけど、とにかく長い。長いな!とか思いながら、ここまで来たらプッシュや!と平坦もぎこちない脚でリズムを取って進む。ようやく長い降りにさしかかり、下りの脚が結構きつくなってきた。
最後のエイド、CP7,84.6k地点に到着(1:40想定で約1:40、10時間40分想定が11時間50分)
もうここまで来たら最後プッシュしてゴールしたいし、絶対後ろには抜かれたくないし一人でも前を抜きたいと補給をして急いでスタート。
このレースは累積5000mくらい昇るのやけど、スントで累積4800mくらいまで来ていて、あと200やったら押し通すぞとやる気をだす。CP7スタートしてずっと急な登りやけどちらっと後ろみるとエイドに選手が入っていく影がみえた。リスタートする前に自分の姿を見えないところまで行っとかないと!と頑張る。もうここまで来たら登山している一般の人にも広東語で挨拶する余裕が無くなってきた。とにかくゴールしたい。山のピークまで見えているのであこまで頑張れば!と思って頑張る。右の太ももの前側やフクラハギもつってきて、漢方薬や塩熱サプリ、ジェルを飲んで最後までもってくれよと願う。
ピークを過ぎて、下りへ。よっしゃ!と思い駆け降りる。下にゴールがある街が見えている。やっと終わる!と思う。しかし何度か微妙な登りがある。またある。もう早く降りたい。
街っぽい、公園の舗装的なのが出てきて終わりの感じがしてきた。
でもまだ微妙に登らされる。こんなん高低図にあったか?!と思いながら、早く終わりたいから頑張る。今日はここ最近のレースでは頑張った!集中力を落とす時間帯も少なかった。タイムはまあアカンけど。頑張ったなあと思いながら最後の階段を降りると前に選手が。日本人やん、しかも大瀬さんと違う。大瀬さん以外に速い人はエントリーしてる感じが無かったので、最後の最後でなんか残念な気持ちになる。(すいません、素直な気持ちです)そしてトレイル終わってから最後の1kくらいで抜かすのはどうなんやろ、、、とか思っていると、その選手は僕に気づいてギアを上げた。全然着いていける速さではなく、諦めた。
知らない日本人選手に負けたけど、頑張ったなあと思いながらゴール!
長かった、やった~~~!となった。
タイムは12:38くらい。想定より1:10くらい遅れました。
50マイルでは4位。50/50と合わせた全体では10位かな?
ここ最近のレースでは、特に充実感があるゴールでした。
タイムはアカンかったけど、粘っていけたと思う。
ゴール後、香港のクラフトビールを飲むことが出来、ほんまに美味しかった。
大瀬さんと、前にゴールした日本人の北村君とレースのことを話した。
大瀬さんはジュリアンショリエと競り合って2位(翌日の50kで大瀬さんはジュリアンを逆転し優勝!)。40kくらいのロードではジュリアンとキロ4くらいで並走してたらしい。。。そしてタイムは10:50くらい。僕は1:40以上離れている。日本のトップランナーとは猛烈な差があるんやなと、圧倒された。
そして北村君はトレイル始めて3年くらいでマレーシア在住とのこと。フルマラソンは2:40、やっぱ速い人なんやなあと納得。アジアトレイルマスターズのレースで水越さんのことも知っているみたい。北村君は50/50で一日目6位、2日目3位で総合5位!!!30代前半で若いし、たぶんこれからもっと強くなる人なんだろうなあと思う。メンタルも話している感じとてもしっかりしていて強くなりそうな感じがしました。
大瀬さん、北村くんとしばらく、レースやトレイルの話をゆっくり出来てええ時間が過ごせた。大瀬さんは海外選手や、チームサロモンの選手とも気さくに話していて、なんかスタンスが外向きというか、ポジティブな感じがする。ジュリアンと、明日は何時間で走るんだ?負けないよ、みたいな話をしていたらしい。
その後、久保さんのゴールを待ち、北村君がタクシー(白タク、アプリで呼べる、レクサスが来た(笑))を呼んでくれて、ホテルまで4人で帰った。
少し休んで、僕は明日早朝帰る予定なので、夕方から香港の街を探索しようと、電車にのってぶらぶらして中華を食べて帰ってきました。
翌日は朝から山へ行ってみようかと事前に調べてありましたが疲れて行けず、2kくらいホテルの周りの沙田の街を走りました。
香港、またぜひとも来たいと思いました。楽しい時間でした(^^)/
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