2018年9月8日土曜日

L'echappee Belle 2018

レシャップベル、無事ゴールすることが出来ました。





台風の災害で関西国際空港が機能停止となり、帰国にかなり時間がかかりましたが、
9/7の昼に家に帰ることが出来ました。
ゆっくり思い出しながらブログを書いています。

レシャップベルは、去年のUTMBに続いて、自分にとって2回目の海外レースであり、2018年の目標としてきたレースでした。

悪天候でコースの最もハードな区間が短縮になったんですが、それでも十分すぎるほど激しいコースやったです。
過去に1度レシャップを走っているしょーやんは、「短縮になったセクションがないと別物ですよ、本当はもっときついし、そこが一番美しいセクションです」と言っていたなあ。フルコースで暑いレシャップ、どんななんやろうか。。

今年は終始天候がスカッと晴れることなく、ずっと曇りで、ごくたまに小雨でした。
そのため気温も上がらず、例年より過酷さは少なかったのかもしれません。

コースはスタートから山に入るまでと、最後ゴール手前以外は、トレイル。
というか、山です。ほんまええですよね、ずっと山!
山もいわゆる走りやすいトレイルではなく、山岳コース。石や岩しかない箇所も多く、まさにマウンテンランニング、とゆうかランニング出来るところは限られていて、マウンテンスピードハイクという感じでした。

長いレースで、気持ちが上がったり下がったり。

後半、自分の気持ちの弱り具合、そしてレースへの執着心の低下、レースしているのか、惰性で進んでいるのか、20数時間経過したときは眠くなり、その時一緒に進んだしょうやんに引っ張ってもらい、弱気発言ばかりしてしまったり。。
またほんまの最後らへんはファンランみたいになってしまった時間もあり、こんなんで何のために準備してきたんやろうか、自分に何が今回のレースで残るんだろうか?とか思ってしまうこともあった。

ただ、そんな状況がレース中あったとしてもゴールしたことが全てやと思うし、そういう精神状況になってしまうことが、自分がレシャップのコースに挑んだ結果なのやと思う。

いくら遅くても、弱っても、山対自分で、最後まで行けるようになりたいなと思う。
逃げてしまうというか。。。

他の選手がゴール手前10kくらいから最後を流すような雰囲気を自分が周りから勝手に感じて、それに合わせてた、とゆうか楽をしてしまった。歩いてるのに合わせて歩いたり、、そんなテンションでレースしてるのは自分にはありえへんのだけど、もうなんか誤魔化している自分が出るというか、弱くて汚い部分が出るというか。。。
ほんまにやる気があれば自分で前に進めるはずやのに、なんぼでも進めるのに何してるねんと。。

とてもダレてしまう時間が後半たくさんあった。

そんな自分の人間力が出てしまうのが、ロングレースなのかもしれません。

自分は完璧な人間じゃないから、完璧なレースもできないのかも。

味わったのは、そんな悔しいことだけではなく、山の景色や、偉大さは今までで間違いなく最高でした。
ずっとそんなところばかりやから、途中から感受性が麻痺してきます。
ほんまに素晴らしい景色に出会えるコースです!

そして運営する人たちや、ゴール後の会場の雰囲気も最高でした。

エイドをはじめ、参加者が皆暖かいし、みんなレシャップベルのレースが、山が、好きな感じがします。
レシャップはすごいコースだろう!素晴らしかっただろう!ハードだろう、テクニカルだっただろう!って、皆があの山々を誇りに思っていて、自慢したい気持ちがある感じがしました。

僕も、その1人になりました。1回しか行ってないけど(笑)
ほんまにええ大会、ええ山々やと思います!

こんなすごいコースで、最後まで自分の気持を切らさず、走り、登り、降りが出来たら、ほんとうに最高なんやろうな。

順位やタイムももちろん大事やけど、一番に求めていくところってそこなのかなあって今回強く感じました。
どれだけレースで、ポジティブに前向きに進められるかどうか。
自分に勝つ、自分と向き合うってそうゆうことなのかなあと。

とりあえず、完走報告でした。

レシャップで一緒に過ごした友達にもほんまに感謝。楽しかった、あっとゆうまに時間が過ぎました。



しょーやんと清家くん、ほんまに色々楽しかった、2人にはとても感謝してます。
2人とも僕より年齢は下ですが、僕よりも全然たくましく、すごいなあと思うところがたくさんあります。山好きに加え旅好きで、好奇心に溢れてるのがええな~と思う。

現地であった日本人ランナーの塚越さんにも、色んなフランスのレースやトレイル話を聞けて楽しかったです。フランスで暮らしていて、沢山素晴らしい経験をされているのだなあって感じました。

日本から参加されていた野崎さんも、帰りがハードなスケジュールの中、少ししか話せませんでしたが、ありがとうございました。

参加した日本人は5人全員完走でした!



来年は無いと思うけど、いつかフルコースの、そしてスカっと晴れたレシャップを走ってみたいです。
本当に素晴らしかったです。

自分を色んなところに連れて行ってくれるこの趣味にほんとありがとうと感謝の気持ちです。


レシャップの素晴らしい山々とレース風景の写真



























また、旅やレースのことなど、少し書けたらと思います。
まずはゆっくり身体を休めたいと思います。。。

ええ山、ええ旅でした、ありがとうございました!

0 件のコメント:

コメントを投稿